※本記事はアフィリエイト広告を含みます。
若く見られたくて、毎日せっせと顔のマッサージをしていた時期がありました。
ところが何年かたって気づくと、シミが増えて、肌はくすんでゴワゴワに。
原因が「こすっていたこと」だと知ったのは、ずいぶん後のことでした。
マッサージ シミの原因になることがあるのは、こする刺激が毎日積み重なるからです。
そして、シミのいちばんの原因は、なんといっても紫外線。
だから50代の肌は、がんばって手をかけるより「こすらない・紫外線を防ぐ・保湿を切らさない」の3つで守るのが近道だと、私は考えています。
この記事では、マッサージ シミの関係と、美容ローラーを5年使った私の失敗、そこから毎日のお手入れで立て直した話、こすらずに使える美顔器の選び方、シミの種類ごとの違いを紹介します。

よかれと思って毎日続けていたことが、実は肌の負担になっていた…ということもあるのよ。知っておくだけで、お手入れの選び方が変わるわ
マッサージ シミの原因になる?|こする刺激が肌に残すもの
フェイスマッサージやリンパマッサージには、「血行がよくなる」「たるみが上がる」というイメージがありますよね。
でも、やり方によっては、肌をこする刺激がシミのきっかけになります。
こすると、肌の中で何が起きているのか
肌は、こすられると小さな炎症を起こします。
炎症が起きると、肌は守ろうとして、色のもとになるメラニンを作ります。
炎症のあとに色が残ることは、皮膚科でもよく知られていることです。
ふだんはメラニンも、肌の生まれ変わりとともに少しずつ外へ出ていきます。
ただ、この生まれ変わりは、年齢とともにゆっくりになります。
そこへ毎日こすり続けると、外へ出ていく前に、また新しい刺激が加わってしまいます。
「強く押していないから大丈夫」と思っていても、指でなぞるだけの刺激も、毎日続けば積み重なります。
ひじ・ひざと、二の腕の内側を比べてみる
赤ちゃんのころは、ひじもひざもふわふわで柔らかいですよね。
それが大人になるにつれて、ゴワゴワと硬くなり、色も少し濃くなっていきます。
床にひざをついたり、テーブルにひじをついたり。毎日の小さなこすれが、長い年月で肌を変えてしまうのです。
反対に、二の腕の内側はどうでしょう。
日に当たらず、こすれることも少ない場所なので、年を重ねても白くて柔らかいままの方が多いと思います。
顔も同じで、毎日こすれば、その分だけ少しずつ積み重なります。

一回一回は小さな刺激でも、毎日だと気づかないうちに積み重なるのよね。だからこそ、気づいた日からやめればいいのよ
美容ローラーを5年使って、シミとゴワゴワが増えた話
まだ美容の仕事をする前、15年以上前のことです。
私は、顔の上で転がす美容ローラーを買って、約5年間、毎日まじめに使い続けていました。
きっかけはテレビショッピングです。「顔の筋肉を鍛えてリフトアップ」という言葉にひかれました。
当時はドラマの中でも、主演の女優さんがころころ転がしながらセリフを言う場面があったほど。
電気もいらず、鏡がなくても使える、本当に身近なお手入れでした。
ところが使い続けた結果、シミが増えて、肌はくすんでゴワゴワになってしまいました。
美容ローラーが原因だと気づいたのは、使うのをやめてから、ずいぶんたってからです。
肌を立て直すには、時間もお金もかかりました。
知ってさえいれば、防げたことでした。
同じ思いをしてほしくないので、ここに書いておきます。

続けるほど効くと思ってがんばった分、肌の負担も積み重なっていたのね。こすれは毎日の小さな刺激だから、気づきにくいのがやっかいなのよ
50代の肌の守り方3つ|私が毎日のお手入れで立て直したこと
美容ローラーをやめたあと、私は皮膚科には行きませんでした。
美容の仕事をしていたこともあって、まずは毎日のお手入れのやり方を変えることにしたのです。
化粧品を見直して、低周波のイオン導入美顔器で、感じないくらいの弱い電気を通すお手入れを毎日続けました。
シミが気になる所には、その美顔器で美容液を届けるお手入れも、コツコツ重ねました。
そして同時に、新しいシミを作らないことにも気をつけました。それが、このあと紹介する3つです。
年を重ねているのに、肌の状態は前よりよくなりました。
当時気になっていたゴワゴワやくすみは、今はほとんど気になりません。
少し気になる所は今もあって、お手入れは今も続いています。
ただ、私が使っている化粧品と美顔器は、美容の仕事をしていたころのメーカーのもので、楽天やAmazonでは買えません。
それに、同じお手入れをすれば誰でも同じようになる、とも言えません。
だからこの記事では、商品そのものではなく、どなたにも今日からできる3つのことと、美顔器を選ぶときの考え方をお伝えします。
①こすらない・叩かない・熱いお湯で洗わない
いちばん大事なのは、顔をこすらないこと、叩かないことです。
化粧水をパンパン叩き込むのも、肌にとっては刺激になります。
洗顔は、泡を転がすように、泡で洗います。手で肌を洗うのではありません。
クレンジングは、なるべくこすらずに肌になじませます。指はできるだけすべらせません。
タオルは、やさしく当てて水気を取るだけにします。
お湯の温度も大事です。熱いお湯は、肌のうるおいを流して、乾燥させてしまいます。
このブログでは、洗顔のお湯は32〜34度くらいをおすすめしています。手で触って「少しぬるいかな」と感じるくらいです。
クレンジングでこすらないコツは、クレンジングで敏感肌を作っていた?|摩擦・オイル2つをやめたら肌が変わった話の記事でも紹介しています。
②シミのいちばんの原因、紫外線を防ぐ
こする刺激の話をしてきましたが、シミのいちばんの原因は、やはり紫外線です。
長い年月、紫外線を浴び続けた肌は、厚くゴワゴワになり、色も濃くなっていきます。
さきほどの二の腕の内側が白くて柔らかいのは、日に当たっていないからでもあります。
うれしいのは、紫外線による肌の老化は、防ぐことができるということです。
私が続けていることは、次のとおりです。
- 日焼け止めは毎日ぬる(曇りの日も、雨の日も、家の中で過ごす日も)
- 日傘と帽子を使う
- 目にはサングラス
- 歩くときは、なるべく日陰を選ぶ
日焼け止めだけに頼らない紫外線対策は、日焼け止めだけでは防げない?50代の紫外線対策で見直したい3つのことの記事にまとめています。
日本皮膚科学会「皮膚科Q&A 日焼け Q5 光老化は普通の老化とどう違うのですか?」
③乾燥も刺激|保湿を切らさない
乾燥した肌は、ちょっとした刺激にも弱くなります。
肌のいちばん外側にある角質層は、よろいのように肌を守っている層です。
そこにうるおいがないと、守る力が弱くなってしまいます。
だから私は、保湿だけは季節を問わず欠かしません。
冬だけでなく、冷房の効いた夏の部屋も、思っているより乾いています。
もうひとつ大事にしていること|お風呂でしっかり温まる
3つのお手入れと一緒に、私が毎日大事にしているのがお風呂です。
肌は、内側で新しい細胞が生まれ、古い角質が少しずつ押し上げられて、はがれ落ちていきます。
これが、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)です。
私は、体が温まって巡りがよくなると、この生まれ変わりも滞りにくくなると考えています。
だから、シャワーで済ませずに、38〜40度くらいのお湯に10〜15分ほどつかるようにしています。
湯船につかる習慣のことは、睡眠 質が変わると肌も変わる|ぐっすり眠るための2つの習慣【50代向け】の記事で、もう少しくわしく書いています。
熱いお湯に長くつかると、かえって肌が乾きます。ぬるめのお湯で、ゆっくりが私の決まりです。

特別なことをするより、毎日の「こすらない」「紫外線を防ぐ」「うるおす」が、いちばんの近道なのよ
美顔器を使うなら、こすらないイオン導入|「角質層まで」の表示を確かめる
手でつけるだけでは、どうしても限界がある
美容の仕事をしていたころ、お客さまにずっとお伝えしてきたことがあります。
それは、手でつけるだけでは、肌のつくり上どうしても限界があるということです。
肌にはバリアの働きがあって、どんなによい化粧品でも、届くのは角質層までです。
だからこそ、その角質層に、できるだけ効率よくうるおいを届けたい。
そのための道具として、私が毎日使っているのが、低周波のイオン導入美顔器です。
肌の上に当てるだけなので、こする必要がありません。
イオン導入美顔器は、手でつけるより効率よく届ける道具
イオン導入は、弱い電気の力を使って、化粧品の成分を届けやすくする方法です。
手でつけるより、効率よく届けられるのが特徴です(※角質層まで)。
私は、ピリピリ感じないくらいの弱い設定で使っています。
強ければ強いほどよい、というものではありません。
イオン導入美顔器には、温める機能がついているものも多くあります。私の美顔器にもついています。
温めると角質層がやわらいで、化粧品がなじみやすくなるからです。
ただ、温かすぎれば、それも肌への刺激になります。
選ぶときは、温める強さを選べるもの、切ることもできるものがおすすめです。
「角質層まで」と書いてあるメーカーは信頼できる
イオン導入美顔器の説明を見ると、「※角質層まで」という小さな注記がついていることがあります。
これには理由があります。
化粧品の広告で、成分が肌に「浸透する」と書くときは、それが角質層までであることを、はっきり書く決まりになっているのです。
法律(医薬品医療機器等法)にもとづいて、化粧品の業界団体がルールとして定めています。
だから美顔器の説明にも、「※角質層まで」「角層まで」という注記が添えられています(角層は、角質層のことです)。
商品の説明で「肌の奥まで」という言葉が目に入っても、すぐそばに「角層まで」と書いてあれば、届くのは角質層までという意味です。
この注記をきちんと書いているメーカーは、決まりを守って、正直に説明しているということ。
美顔器を選ぶときは、この小さな注記があるかどうかも、ひとつの目安になります。
京都府「『化粧品等の適正広告ガイドライン』について」(日本化粧品工業会)
通販で選ぶなら|温める機能もEMSも切れるもの
私が使っている美顔器は、通販では買えません。
そこで、通販で手に入るものの中から、この記事でお伝えしてきた考え方に合うものを選びました。
選んだ理由は3つです。説明に「角層まで」ときちんと注記があること。温める機能を切れること。強さを弱い設定から選べることです。
この美顔器にはEMS(表情筋を動かす機能)もついていますが、EMSも温める機能も、切って使うことができます。
イオン導入だけを、弱い設定から始められます。
パナソニック イオン美顔器 イオンブースト マルチ EX EH-SS85
- 化粧品の成分を角層まで届ける、イオン導入の美顔器(メーカーの説明に「角層まで」の注記あり)
- 5つのモード(汚れを落とすCLEAN・BOOST・MOIST・BRIGHT UP・冷やすCOOL)
- 温める機能とEMSは、どちらもオフにできる(取扱説明書で確認)
- 充電式(10分のコースで約5回使える)・約195g・本体は日本製
- 実売価格の目安:53,000円前後
美顔器を使うときに守りたいこと
- 化粧水や美容液をたっぷりつける:乾いたまま当てると、それだけで肌をこすってしまいます
- 弱い設定から始める:強さは「感じないくらい」で十分です
- 肌に押しつけない・引っぱらない:当てて、そっと動かすだけ
- 肌が赤い・荒れている・日焼けした直後は使わない:まず肌を休ませます

美顔器を選ぶときは、こすらないこと、強い刺激を与えないこと。それから「角質層まで」の注記もね。この3つを確かめてからにしてね
シミの種類を知っておく|種類によって自分でできることが変わる
ひとくちにシミといっても、いくつか種類があります。
治療をすすめたくて、この話をするのではありません。
私自身、シミの治療は受けたことがなく、毎日のお手入れで向き合ってきました。
それでも種類を知っておいてほしいのは、種類によって、自分でできることが変わるからです。
たとえば、こすると濃くなりやすいシミもあれば、子どものころからあるシミもあります。
ここでは、50代の女性に多い4つの種類を紹介します。
見分けるためのものではなく、「こんな種類があるんだ」と知っておくためのものです。
老人性色素斑(日光黒子)|いちばん多い、紫外線のシミ
- 見た目:輪郭がはっきりした、丸い茶色のシミ
- できやすい場所:顔や手の甲など、日に当たりやすいところ
- 原因:長年浴びてきた紫外線
- 自分でできること:紫外線対策で、新しいシミを増やさない
- 皮膚科で相談した場合:レーザー治療などが選ばれることが多いシミです
肝斑(かんぱん)|こすると濃くなりやすいシミ
- 見た目:ほお骨のあたりに、左右対称にもやっと広がる薄茶色のシミ。輪郭はぼんやりしています
- できやすい人:30〜50代の女性。女性ホルモンとの関わりがあると考えられています
- 自分でできること:とにかくこすらないことと、紫外線対策
- 皮膚科で相談した場合:飲み薬(トラネキサム酸など)や塗り薬。レーザーは向かないこともあるので、皮膚科医とよく相談します
そばかす(雀卵斑)|子どものころからある小さなシミ
- 見た目:鼻からほおにかけて散らばる、小さな茶色の点
- できやすい人:生まれつきの体質によるところが大きく、子どものころから出てきます
- 自分でできること:紫外線を浴びると濃くなるので、紫外線対策
- 皮膚科で相談した場合:光やレーザーの治療
炎症後色素沈着|ニキビや傷、こすれのあとに残るシミ
- 見た目:ニキビ、虫刺され、やけど、こすれなどのあとに残る茶色いあと
- できやすい場所:炎症が起きたところ
- 自分でできること:こすらない・紫外線を防ぐ。時間とともに少しずつ薄くなっていくことが多いシミです
- 皮膚科で相談した場合:まずは様子を見ながら、必要に応じて飲み薬や塗り薬
自分のシミがどれかわからないとき、急に増えたり大きくなったりしたときは、皮膚科で見てもらうと安心です。
治療をしてもしなくても、こすらない・紫外線を防ぐ・保湿するの3つは変わりません。

自分のシミがどれか、自分で決めなくていいのよ。知っておくと、皮膚科で話を聞くときにわかりやすくなるわ
まとめ|マッサージ シミ対策は「こすらない」から

マッサージをやめるだけでも、肌への刺激はぐっと減らせるのよ。まずは今日から「こすらない」を始めてみてね
- マッサージや美容ローラーで毎日こすると、その刺激がシミのきっかけになる
- シミのいちばんの原因は紫外線。長く浴びた肌は厚くゴワゴワに、色も濃くなる
- 50代の肌の守り方は「こすらない・紫外線を防ぐ・保湿を切らさない」の3つ
- 美顔器を使うなら、当てるだけでこすらないイオン導入。「※角質層まで」と正直に書いてあるメーカーを選ぶ
- シミには種類があり、種類によって自分でできることが変わる。わからないときは皮膚科で見てもらうと安心
若く見られたくてがんばっていたことが、肌の負担になっていました。
知ってさえいれば、もっと早くやめられたのに、と今でも思います。
50代の肌は、がんばって手をかけるより、毎日守ってあげるほうがうまくいく。それが、遠回りをした私の実感です。
あわせて読みたい
スクラブ洗顔 毛穴ケアに逆効果って本当?元美容職が手放した理由


コメント