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SNSや動画で「スキンケアを変えたら肌が変わった」という話をよく見かけます。
でも実際、何を変えればいいのか、なかなかわかりにくいですよね。
化粧水、美容液、乳液…色々試したけど、肌の調子が上がらない。
そんなとき、一番最初に見直してほしいのがクレンジングです。
以前、美容の仕事をしていたときに学んだことがあります。
「クレンジングのやり方を間違えると、自分で敏感肌を作っている可能性がある」
今日はその話を正直にお伝えします。

こんにちは。今日はクレンジングの意外な落とし穴についてお話しします。知ってるつもりで、実はやってしまっていることが多いんですよ
クレンジングで肌を傷つけていた理由① 摩擦
クレンジングをするとき、どんなふうにしていますか?
指先で顔の上をくるくるとなじませる方が多いのではないかと思います。
そのやり方、実は肌へのダメージになっている可能性があります。
ちょっと試してみてください。
濡れた両手の指先を、軽く擦り合わせてみてください。
乾いた状態よりもずっとガザガザした感触になりませんか?
水分を含んだ指先は指紋が立ちやすくなり、顔の上でくるくるすると角質層を少しずつ削ってしまいます。
肌の表面には「角質層」という大切なバリアがあります。
クレンジングのたびにこのバリアを傷つけていると、肌が敏感になり、乾燥やひりつきの原因のひとつになっていきます。
「でも、くるくるしないと汚れが落ちないのでは?」
そうなんです。これがジレンマで。
汚れを落とすためにはなじませないといけない。でも、なじませるたびに摩擦が起きる。
一つの方法としてできることは、手のひらにクレンジング剤をよく広げてから、顔に乗せることです。
指先よりも手のひらの面で当てると、1点にかかる圧力が分散されます。
くるくる擦るよりも「面で当てる」「軽くプレスするように広げる」という感覚で使うと、摩擦を少しでも減らすことができます。
やめてから気づいたのは、クレンジング後の「ピリピリ感」がなくなったことです。
クレンジングで肌を傷つけていた理由② オイル
次に、クレンジングのタイプについてです。
オイルクレンジングは「油汚れは油で落とす」という原理で作られています。落ちがよく、人気商品も多いですよね。
でも私がオイル系をやめた理由があります。
フライパンについた油汚れを洗うとき、熱いお湯の方がよく落ちますよね。
オイルクレンジングも同じで、しっかり洗い流すには温度の高いお湯が必要になります。
熱めのお湯で顔を洗うと、メイクの油汚れと一緒に肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
皮脂は肌を守るバリアの役割を持っています。
必要な皮脂が奪われることで、乾燥・肌荒れ・敏感肌へとつながっていきます。
オイルフリーのクレンジングなら、このリスクを避けやすくなります。

摩擦もオイルも、どちらも「なんとなくやっていた」ことだったんですよね。意識を変えただけで、肌の調子がかなり変わりました。
クレンジングって、実は朝も必要なんです
「クレンジングって、夜だけするものじゃないの?」
以前の記事にも書いたのですが、クレンジングは朝も使うのがおすすめです。
夜しっかりケアしても、寝ている間も肌は皮脂を分泌しています。
その皮脂は時間とともに酸化します。
クレンジングはメイクを落とすだけでなく、古くなった酸化した皮脂を落とす役割もあります。
朝は新鮮な状態でスキンケアをスタートするために、クレンジングで酸化した皮脂をリセットすることが大切です。
▶ 洗顔の順番を見直したら肌が変わる! ▶ 朝の洗顔でニキビが変わった6つのポイント
「W洗顔不要」は本当に肌にやさしい?
最近、クレンジングだけで洗顔まで完了する「W洗顔不要」商品が増えています。
手順が減って便利ですし、洗顔の摩擦も減る。一見良いことずくめに見えますよね。
ここで少し整理しておきたいことがあります。
クレンジングも、ソープ洗顔も、どちらも「洗顔」です。
ただ、落とせる汚れの種類が違います。
クレンジングは、皮脂やメイクなど油性の汚れを落とすもの。
ソープ洗顔(石鹸・洗顔フォームなど)は、汗やほこりなど水性の汚れを落とすもの。
この二つを一本にまとめようとすれば、それだけ洗浄力を高くしなければなりません。
日焼け止めのSPF値と少し似ていて、「数字が高いほど良い」とは言えない部分があります。
消費者が「楽なもの」「1本で完結するもの」を求めるから、そういう商品が増える。
市場の仕組みとしては自然なことですが、肌にとってベストかどうかは別の話です。
クレンジングとソープ洗顔はそれぞれ役割を分けて使う方が、肌への負担を分散しやすいと私は考えています。
クレンジングを選ぶときの3つの条件
まとめると、私がクレンジングを選ぶときに大切にしているのはこの3つです。
- ① オイルフリーであること
- ② できるだけ摩擦が少ない設計のもの
- ③ クレンジングとソープ洗顔は分けて使うこと
① オイルフリーであること — 必要な皮脂まで奪わないために。
② できるだけ摩擦が少ない設計のもの — 自分の使い方の工夫も大切ですが、商品の設計にも注目しています。
③ クレンジングとソープ洗顔は分けて使うこと — それぞれ落とせる汚れが違うので、役割を分担することで肌への負担を分散できます。
条件に合うクレンジングをチェックしてみた
まつ毛エクステをされている方はオイルフリーのクレンジングが必須とされていますよね。接着剤がオイル成分で溶けてしまうためです。エクステをしていない方にとっても、「オイルフリーが必須なほど、肌への刺激が少ない設計」という見方ができます。
なお、今回はW洗顔不要と記載のある商品は除いています。クレンジングと洗顔の役割を分けることがこの記事のコンセプトなので、同じ考え方の商品を選びました。
正直にお伝えすると、今回の条件(オイルフリー・摩擦レス設計・W洗顔不要の記載なし)をすべて満たすクレンジングは、市場にほとんど存在しません。
「摩擦レス」を謳う商品の多くは、オイルの力でメイクをなじませて浮かせるオイルベースのクレンジング。オイルがあってこそメイクが滑らかに落ちるため、「こすらなくていい」が成り立つケースが多いのです。オイルフリーで摩擦レスとなると、選択肢はさらに絞られます。
ただ、摩擦レスと書いていない商品でも、「たっぷりの量を使って、指をすべらせるだけ」「力を入れずになじませる」と自分で意識するだけで、肌への摩擦負担はぐっと変わります。クレンジングの使い方を変えることも、立派な摩擦ケアです。
この記事では、できるかぎり条件に近いと判断した3つを紹介します。
Fleuri(フルリ) クリアゲルクレンズ
こすらずに吸着除去できる設計のクレンジングジェル。
- オイルフリー(水性ジェルベース)
- こすらず吸着してオフする設計
DECENCIA(ディセンシア) クレンジング ジェル
ポーラ・オルビスグループから生まれた敏感肌専門ブランド、ディセンシア。公式サイトに「摩擦レス設計」と明記されており、ぷるぷるのジェル膜が肌を直接こすらずにメイクをからめ取る設計です。LEEベストコスメ2023クレンジング・洗顔大賞受賞。
- 摩擦レス設計(公式明記)
- セラミド(保湿成分)配合
- まつエク対応
- 合成香料不使用・アルコール不使用
ORBIS(オルビス) クレンジングリキッド
100%オイルカット設計の定番クレンジング。保湿成分が豊富で洗い上がりのつっぱりを感じにくい一本です。
- 100%オイルカット
- 保湿成分(アミノ酸・ヒアルロン酸ナトリウム)30%以上配合
- アルコールフリー・弱酸性
まとめ
クレンジングは1日2回、年間730回、それが何十年と続きます。1回1回の負担は小さくても、積み重ねれば肌への影響は計り知れません。
- クレンジングの「摩擦」は角質を削り続ける
- オイルクレンジングは洗い流しに熱いお湯が必要になりがち
- 朝も「酸化した皮脂」を落とすためにクレンジングが必要
- 「W洗顔不要」は洗浄力アップか摩擦増加のどちらかで成立している
- 選ぶなら「オイルフリー×摩擦レス×2ステップ」の3条件で

洗顔の仕方を変えるだけで、肌って思ったより変わることがあります。最初は面倒に感じるかもしれませんが、続けてみると違いを実感できると思います。ぜひ試してみてください。
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