経口補水液 スポーツドリンクの違いとは?50代が安心の使い分け3つ

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夏になると店頭に並ぶ経口補水液とスポーツドリンク、「どっちを買えばいいの?」と迷ったことはありませんか。

実は、経口補水液 スポーツドリンクは目的がまったく違う飲み物なんです。

どちらも「体にいい水分補給」に見えますが、成分と使いどころを間違えると、かえって体の負担になることもあるからです。

私もつい最近まで「経口補水液=熱中症のときの飲み物」と思い込んでいて、違いが曖昧なまま、常備するという発想もありませんでした。

経口補水液 スポーツドリンクの違いを知ろう

経口補水液は「脱水時の飲む点滴」

経口補水液は、発熱・下痢・嘔吐・大量の汗などで脱水気味のときのための飲み物です。

塩分(ナトリウム)が多く、糖分は少なめに調整されていて、水分と電解質をすばやく吸収できるように作られています。

腸には「糖分とナトリウムがいっしょにあると、水分をぐんぐん吸収する」という性質があり、経口補水液はこの吸収がもっとも速くなるバランスで作られています。

点滴のように素早く水分が体に入る——「飲む点滴」と呼ばれるのはこのためです。

スポーツドリンクは「運動時のエネルギー補給」

スポーツドリンクは、運動で汗をかいたときの水分・糖分補給が目的です。

経口補水液に比べて塩分は少なく、糖分が多めです。

長めのウォーキングや庭仕事など、しっかり汗をかく場面に向いています。

ゆるカメ
ゆるカメ

似ているようで、中身のバランスが全然違うのね

50代の使い分け3つ

使い分け1:ふだんの水分補給は「水かお茶」でいい

意外かもしれませんが、日常の水分補給にはどちらも必要ありません。

ふだんは水や麦茶で十分です。

経口補水液もスポーツドリンクも、毎日飲むための飲み物ではないんです。

使い分け2:体調不良・大量の汗のときは経口補水液

発熱や下痢のとき、真夏の作業でぐったりしたとき、熱中症が心配なときは経口補水液の出番です。

私はずっと熱中症対策のイメージでいたのですが、本当の出番はむしろ発熱・下痢・嘔吐のとき。汗や下痢で水分と塩分が一気に失われる「脱水気味」の体のための飲み物なんです。

ちなみに、病気のときの飲み物というとスポーツドリンクを思い浮かべる人も多いのですが、脱水の回復用としては糖分が多く塩分が足りないので、実は向いていません。

違いを知ってからは「風邪や胃腸炎のときのために置いておくと安心」と思えるようになりました。いざというとき飲めるように、数本ストックしておくと安心です。

ただし、めまいや意識がぼんやりするなど症状が重いときは、飲んで様子を見るのではなく受診してください。

ちなみに熱中症は室内でも起こります。室内の暑さ対策はこちらの記事にまとめています。

使い分け3:しっかり運動する日はスポーツドリンク

1時間以上のウォーキングやスポーツなど、汗をかく運動のときはスポーツドリンクが向いています。

短い散歩程度なら、水で十分です。

飲み過ぎに注意したい理由

経口補水液は「塩分のとりすぎ」に

経口補水液は塩分が多めで、たとえばOS-1は500mlで食塩約1.5g——みそ汁1杯分ほどに相当します(大塚製薬工場公式サイトの成分表より)。

健康な人が毎日飲むと、塩分のとりすぎになりかねません。

そもそもOS-1は「病者用食品」という、脱水状態の人のための食品。健康なときの日常の飲み物としては作られていないんです。

また、塩分だけでなくカリウムも多めなので、血圧や腎臓の数値を気にしている人は「体調不良のときだけ」と決めておき、腎臓の病気で通院中の人は自己判断で飲まずに医師に相談してください。

スポーツドリンクは「糖分のとりすぎ」に

スポーツドリンク500mlには約30g——角砂糖にして8〜9個分の糖分が入っています(ポカリスエットの場合・大塚製薬公式の成分表より)。

のどが渇くたびに飲んでいると、糖分のとりすぎや虫歯のリスクにつながると言われています。

ゆるカメ
ゆるカメ

『体によさそうだから』でがぶがぶ飲むのが、いちばんの落とし穴なのよ

塩飴・梅干しは「外でしっかり汗をかく日」だけ

炎天下のスポーツ観戦や庭仕事など、だらだら汗をかく日の塩飴・梅干し・塩タブレットでの塩分補給は、理にかなっています。汗で出ていった分を補うだけなので、とりすぎにはなりにくいからです。

目安として、厚生労働省は暑い場所での作業時に「0.1〜0.2%の食塩水を20〜30分ごとにコップ1〜2杯」という数字を示しています。

逆に、汗をかいていないのに「予防のため」と塩飴をなめ続けるのは、ただの塩分のとりすぎに。「汗をかいた分だけ補う」が基本の考え方です。

備えておくなら

夏のストックに経口補水液(賞味期限は15ヶ月)

ペットボトルのOS-1の賞味期限は、製造日から15ヶ月(大塚製薬工場公式サイトより)。夏に買っておけば来年の夏まで持ちます。

とはいえ「体調不良のときだけ」の飲み物なので、箱買いすると期限内に使い切れないことも。わが家のような大人だけの家庭なら、6本くらいの少量セットがちょうどいいと思います。

大塚製薬工場 OS-1(オーエスワン)500ml×6本セット

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粉末の経口補水液なら賞味期限5年6ヶ月

水に溶かして作る粉末タイプは、賞味期限が製造日から5年6ヶ月とぐんと長め。場所も取らないので、防災用の備えを兼ねたストックにぴったりです。

オーエスワンパウダー 15g(500mL用)×10袋

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防災の備え全般は防災グッズの記事でも紹介しています。

まとめ

経口補水液とスポーツドリンクは、目的の違う飲み物です。

  • ふだんの水分補給は水かお茶
  • 体調不良・大量の汗のときは経口補水液
  • しっかり運動する日はスポーツドリンク

違いを知っていれば、店頭で迷うこともありません。

上手に使い分けて、夏の体調管理に役立ててくださいね。

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