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電話で「ちゃんと食べてる?」と聞くと、親はいつも「食べてる食べてる」と答えますよね。
でも帰省したとき、冷蔵庫の中や食卓の様子を見て、「本当に大丈夫かな」と心配になったことはありませんか。
親 食事 心配になったとき、いきなり宅配弁当を契約するのはおすすめできません。
先に確認したいのは、親の食事の「実態」と「本人の気持ち」です。
実態に合わないサービスは、続かなかったり、親が受け取りを嫌がったりすることがあるからです。
この記事では、宅配弁当を検討する前に確認しておきたいことを、5つに絞ってご紹介します。

食べてるの中身は、聞いてみないと分からないのよね
「ちゃんと食べてる」を信じていいの?親の食事が心配になるサイン
年を重ねると、食が細くなったり、料理や買い物がおっくうになったりすることが増えると言われています。
とくに一人暮らしや夫婦二人の暮らしでは、「自分のためだけに作るのは面倒」と、食事が簡単なものに偏りがちなようです。
高齢期は、食べる量が減ることで、たんぱく質やエネルギーが不足する「低栄養」につながりやすいという指摘もあります。
帰省時にチェックしたい5つのサイン
帰省したら、さりげなく見ておきたいポイントです。
- 冷蔵庫に賞味期限切れの食品が増えていないか
- 同じもの(菓子パン・麺類など)ばかり食べていないか
- 炊飯器や鍋に、使った形跡があるか
- 以前より痩せた印象がないか
- ゴミ箱の中身が、お惣菜や菓子の袋ばかりになっていないか
「冷蔵庫とゴミ箱」は、口で聞くより正直に実態を教えてくれる場所です。
問い詰めるのではなく、「何か作ろうか」と台所に立つついでに見るくらいが自然です。

冷蔵庫はウソをつかない、って言うものね
宅配弁当の前に確認したい5つのこと
「食事があやしいな」と感じても、すぐ契約に走らず、次の5つを確認してみてください。
確認① 何を、いつ、どう食べているかを知る
まずは1日の食事の流れを知ることからです。
- 朝・昼・晩、それぞれ何を食べているか
- 食事を抜くことはあるか(とくに昼)
- 誰かと食べる機会はあるか
電話で聞くなら、「今日のお昼何食べた?」と具体的に聞くのがコツです。
「ちゃんと食べてる?」より、ずっと実態が見えてきます。
確認② 「作るのが大変」なのか「買い物が大変」なのかを切り分ける
同じ「食事が簡素になる」でも、原因はいろいろです。
- 火を使う調理がおっくうになった
- 重い荷物を持って買い物に行くのがつらい
- 献立を考えるのが面倒になった
原因によって、合う対策は変わります。
買い物が大変なら、ネットスーパーや生協の宅配で食材だけ届ける方法もあります。
調理が大変なら、レンジで温めるだけの惣菜や冷凍おかずを組み合わせる方法もあります。
宅配弁当は選択肢のひとつであって、唯一の答えではありません。
確認③ 好みと「噛む力」を確認する
親世代の食事選びでは、味の好みに加えて、噛む力・飲み込む力も大切な確認ポイントとされています。
- 硬いものを避けるようになっていないか
- 入れ歯が合っていない様子はないか
食べにくさがあるまま普通食のお弁当を頼んでも、残してしまってはもったいないですよね。
気になる様子があれば、歯科の受診をすすめることも、立派な食事対策のひとつです。
確認④ 本人の気持ちを確認する
意外と見落としがちなのが、ここです。
「お弁当が毎日届く」ことを、「自分で作れなくなったと認めるようで嫌だ」と感じる親も少なくないようです。
- 知らない人が毎日訪ねてくることをどう感じるか
- 「まだ自分で作りたい」気持ちがあるか
親の気持ちを置き去りにした契約は、長続きしません。
「あなたのため」より「私が安心したいから」と伝えるほうが、受け入れてもらいやすいという声もあります。
こうした話は、改まってではなく雑談の中で。
話の切り出し方については、聞きにくいけど大切。親と話しておくこと7つのチェックリストの記事でも詳しく紹介しています。
確認⑤ 地域の配食サービスや相談窓口を調べる
宅配弁当は、全国展開の民間サービスだけではありません。
自治体やシルバー人材センター、地域の事業者による配食サービスがある地域も多く、手渡しのときに様子を見てくれる「見守り」を兼ねたものもあるようです。
料金や条件は地域によってさまざまなので、実家のある市区町村の情報を確認してみてください。
どんなサービスがあるか分からないときの相談先は、実家のある地域の「地域包括支援センター」です。
地域包括支援センターの利用方法については、地域包括支援センター 相談していい3つの理由|離れて暮らす子でも安心の記事で詳しく紹介しています。
今日からできる小さな一歩「食の仕送り」
5つの確認と並行して、今日からできることもあります。
それは、ちょっとした「食の仕送り」です。
たとえば、フリーズドライのおみそ汁は、仕送りにぴったりです。
- お湯を注ぐだけで、具の入った汁物が一品増える
- 常温保存できて、軽くて、賞味期限も長め
- 火を使わないので、調理がおっくうになった親にも負担がない
「同じものばかり食べているみたい」というときに、野菜やたんぱく質の具が入った汁物を一品足せるのは心強いところです。
具体的には、アマノフーズの「いつものおみそ汁」15種30食セットのように、定番の具材が揃った詰め合わせが便利です。お湯を注ぐだけで具だくさんの一品になり、常温で保存できます。
塩分が気になる場合は、同じアマノフーズの減塩タイプ「減塩いつものおみそ汁」5種30食セットを選ぶという方法もあります。
仕送りには、「あなたのことを気にかけているよ」というメッセージの役割もあります。
荷物が届いたら「届いた?」と電話する口実にもなって、自然に食事の話ができます。

食べ物の仕送りって、栄養と一緒に気持ちも届くのよ
まとめ
離れて暮らす親の食事が心配なとき、宅配弁当の前に確認したい5つのことをご紹介しました。
- 何を、いつ、どう食べているかを知る
- 「作るのが大変」か「買い物が大変」かを切り分ける
- 好みと「噛む力」を確認する
- 本人の気持ちを確認する
- 地域の配食サービスや相談窓口を調べる
ポイントは、サービス選びの前に「実態と気持ちを知ること」です。
そのうえで選んだ宅配弁当や配食サービスなら、きっと長続きします。
まずは今夜の電話で、「今日のお昼、何食べた?」と聞いてみませんか。
その一言が、親の食事を守る第一歩になります。

何食べた?は魔法の言葉。見守りは食卓から始まるのね
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