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サンダルを履こうとして、かかとが気になった経験はありませんか?
「削ればなんとかなるかな」と思ったこと、私もありました。
でも実は、削ること自体がNG。
保湿だけで、かかとはちゃんとなめらかになるんです。
知らなかった頃の自分に、早く教えてあげたかった——そんな内容をお伝えします。

サンダルを出したら、かかとのガサガサが気になって…正直削っちゃったことあります(笑)
かかとガサガサ、削っていませんか?
昔の私は、ガサガサしているかかとを見ると「削れば平らになるはず」と思っていました。
削るグッズを使ったり、液体に足を浸して皮を剥がすようなものを試したこともあります。
今思い返すと、ちょっと怖いですね。
「知らない」って本当に怖いことだと思います。
削ることでその場は一時的にすべすべに感じますが、皮膚への刺激が続くことでかかとはどんどん硬くなっていくのです。
なぜかかとはガサガサになるの?
原因は「乾燥」と「摩擦」
かかとがガサガサになる原因のひとつは、乾燥です。
かかとは顔と違い、皮脂腺がほとんどないため、自分で潤いをキープする力がとても弱い部位です。
さらに、体重がかかる場所なので摩擦や刺激も受けやすく、皮膚が守ろうとして厚くなっていきます。
ひじ・ひざも同じしくみ
ひじは、テーブルについたり服で擦れたりすることで摩擦が起きやすい場所。
ひざは、床に膝をついたり正座をするたびに刺激を受けています。
摩擦が続くと皮膚が防御反応として硬く・黒ずんでいく——これはかかととまったく同じしくみです。
(マッサージのしすぎが肌を硬くする話は、こちらの記事でも触れています)
正解は「削る」ではなく「水分を与えてふたをする」
乾燥しいたけをイメージしてください
乾燥しいたけは、干した状態だとカチカチでしわしわですよね。
でも水に浸すと、ふっくらみずみずしく戻ります。
かかとも同じ。水分を与えると、硬くなった角質が柔らかく戻っていきます。
削って「厚みを取り除く」のではなく、潤いを補って「ふっくらさせる」のが正解です。

乾燥しいたけって言われたら、なんかすごくわかりやすかったです。水につけると戻るんですよね、あの感じ。
水分→油分の順番が大切
ただし、いきなりクリームを塗るだけでは不十分。
乾いたかかとにクリームを塗っても、油分だけが表面に乗っている状態で、水分が補えていないからです。
水分を与えてから、油分でふたをする——この順番がポイントです。
お風呂でできる!かかとケアの3ステップ
① 入浴中に汚れをやさしく落とす
ゴシゴシこすらず、石けんをよく泡立てて包むように洗いましょう。
摩擦はガサガサの原因になるので、毎日の洗い方から見直すと変わります。
② ボディ全体はお風呂の中で、かかとは出てから
全身の保湿は、まだ体が濡れている浴室の中でボディミルクを塗るのが効率的です。
水分が残っているうちに油分でふたをするので乾燥しにくく、節約にもなります。(このタイミングケアは入浴剤の記事でも紹介しています)
ただしかかとだけは例外。
浴室の床は濡れているので、せっかく塗ったものが床についてしまったり、歩いたときに取れてしまうことがあります。
かかとは浴室を出て、床が乾いた場所でケアするのが現実的です。
③ 出たあとはすぐ塗る
タオルで優しく水気を取ったら、なるべく早めにボディミルクを塗ります。
時間が経つほど水分が蒸発してしまうので、「上がったらすぐ」を習慣にするだけで全然違います。
ボディミルクは「水分と油分のバランス」で選ぶ
保湿と保護、2つの役割がある
肌の潤いを保つには、2つのステップがあります。
保湿(水分を与える)と保護(その水分が蒸発しないよう油分でふたをする)です。
しっかりケアしたい方は、ボディローションで水分を与えてから、ボディミルクで油分補給する2ステップが効果的。
でも面倒に感じる方は、水分と油分が両方入ったボディミルク1本でOKです。
ボディクリームは油分が多すぎるものが多いので、乳液タイプの「ボディミルク」を選ぶのがポイントです。
おすすめのボディミルク・ボディローション
50代のボディケアで特に注目したい成分はセラミドとヘパリン類似物質です。
セラミドは角質層のバリアを作る成分で、年齢とともに減少します。ヘパリン類似物質は病院で処方される「ヒルドイド」と同じ成分で、水分を強力に引き寄せてバリア機能を修復してくれます。
① キュレル ボディローション(花王)
花王の皮膚科学研究から生まれたセラミド機能成分配合のボディローション。敏感肌にも使えて、肌のバリア機能を整えてくれます。無香料・無着色で安心。
② カルテHD モイスチュア フェイス&ボディローション(コーセー)
ヘパリン類似物質配合の医薬部外品。コーセーの皮膚科学ブランドで、顔にも体にも使えます。水分を補充しながらバリア機能を整えてくれる、成分重視の方に特におすすめ。
バリア機能を整えると、水虫予防にもなる
じつは、乾燥してバリア機能が低下した肌は、外からの菌が侵入しやすい状態になります。
これは顔のケアでも同じことを伝えましたが(クレンジング記事でも紹介しています)、体も全く同じ考え方です。
足の裏やかかとをしっかり保湿して健康なバリア機能を保つことが、水虫になりにくい丈夫な肌づくりにつながります。
もしすでに気になる症状があるなら早めに皮膚科へ。でも、「なる前に防ぐ」のは日々の保湿ケアでできることです。
かかとだけじゃない!ひじ・ひざ・手の甲も同じ方法で
かかとのケアで大事な「水分→油分」の順番は、ひじ・ひざ・手の甲にもそのまま使えます。
化粧水をひじやひざにつけてから、ハンドクリームやボディクリームを塗る。
それだけで、黒ずみやガサガサがずいぶん違ってきます。
一年中続けることで、慌てずに夏を迎えられます。
まとめ
かかとのガサガサは、削らなくてOKです。
大切なのは、水分を与えてから油分でふたをすること。
そしてタイミングは、お風呂の中がベスト。
ひじ・ひざ・手の甲も同じ方法でケアできるので、毎日のお風呂でまとめてケアしてみてください。
「知っていれば、もっと早くやっていたのに」——そう思ってもらえたらうれしいです。

夏だけじゃなくて一年中続けると、慌てなくていいんですよね。私もお風呂でまとめてケアするようになってから、ずいぶん変わりました。
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