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退職して収入がほとんどなくなった年に、私は初めてふるさと納税をやってみました。
ふるさと納税 初めての1年目は、思っていたよりずっとシンプルでした。
ただ、やってみて初めて分かったこともあります。
いちばん大きかったのは、「私の収入が変わった年は、主人のふるさと納税の上限も変わる」ということです。
税金の名前がこんがらがって、途中で何が何だか分からなくなったこともありました。
この記事では、3月にお米を申し込んでから、年末の最後の1回を考えるところまで、わが家の1年目の流れと、そのなかで分かった5つのことを紹介します。

初めてのときは、ボタンひとつ押すのにもドキドキするものよ。わが家の1年の流れを見ながら、どこで迷うのか先に知っておくと安心ね
ふるさと納税 初めての1年目|わが家は3回に分けて寄付しました
わが家の1年目は、3回に分けて寄付をしています。
最初は3月のお米、次が7月のお中元、そして最後の1回を11月に予定しています。
一度に全部を決めなくていい、というのは、初めての私には気持ちがラクでした。
退職した年は、主人の名義でやることにした
ふるさと納税は、寄付した人の税金が安くなる仕組みです。
私はこの年に退職して、収入がほとんどなくなりました。
だから、寄付はすべて主人の名義でやることにしました。
このとき大事だったのが、次の3つをすべて同じ人(主人)にそろえることです。
- 楽天のアカウント
- 支払いに使うクレジットカード
- 寄付する人の名前
楽天のアカウントは、主人の名前で新しく作りました。
「実質2,000円」の意味や、上限がある理由など、申し込む前に私が調べたことは、ふるさと納税 仕組みをわかりやすく解説|50代主婦が初めてやってみたリアル体験の記事にまとめています。
メールアドレスは、ふるさと納税用に新しく作った
主人の名前で申し込んでも、いつもの主人のメールアドレスにすると、お知らせは主人の携帯に届いてしまいます。
手続きをするのは私なので、ふるさと納税のためだけのGmailを新しく作って、私の携帯で受け取れるようにしました。
これが、あとになってとても役に立ちました。
「ふるさと納税」で検索すると、寄付ごとのメールだけがずらりと並ぶのです。
何回かに分けて寄付をしても、いつ申し込んで、いつ申請して、いつ届いたのかを、あとから振り返ることができます。
この記事も、そのメールを見返しながら書いています。
3月にお米、7月にお中元、11月に数の子
1回目は3月20日です。
楽天市場で「ふるさと納税 米5キロ」と検索して、5kgで14,000円の寄付のお米を選びました。
選ぶときに見たのは、評価が4.5以上あること、レビューの数が多いこと、5kgを1回だけ届けてくれるものであること、そして発送が早めであることです。
2回目は7月で、夏のお中元に使いました。
お中元を寄付で贈る方法は、ふるさと納税 夏の使い道5選!年末より今がお得な理由を50代が解説の記事で紹介しています。
そして最後の1回は、主人が「数の子が食べたい」と言っているので、11月ごろに申し込むつもりです。
3月から少しずつ寄付してきたので、年末に慌てずにすんでいます。
寄付を分けたら、カードの支払いも分かれた
支払いはクレジットカードにしました。
同じ月にまとめて寄付すると、その月のカードの請求が大きくなります。
わが家は3月と7月に分けたので、請求も自然と別の月に分かれました。
早めに始めると、こういうところまで計画的にできるのだと分かりました。

年末にまとめて寄付すると、1月のカードの請求がどんと来るのよ。早めに分けておくと、家計の波がなだらかになるわ
申し込みの画面で迷ったところ
申し込み自体は、思っていたより簡単でした。
それでも、初めてだと手が止まるところがいくつかありました。
「寄付を申し込む」のボタンから進めばいい
お米を選んだあと、画面に「寄付を申し込む」のボタンと、「楽天市場アプリで購入する」のボタンが並んでいて、どちらを押せばいいのか迷いました。
ふるさと納税は、「寄付を申し込む」のボタンから進めば大丈夫です。
しかも、このボタンを押しても、まだ申し込みは確定しません。
次の画面で、名前・住所・電話番号・支払い方法を確かめてから、最後に確定します。
これが分かって、少し肩の力が抜けました。
申し込む前に確かめておきたいこと
申し込みの画面では、いくつか注意の確認がありました。
- 自分が住んでいる町に寄付しても、返礼品はもらえない
- ワンストップ特例を使うなら、申請書を「希望する」を選ぶ
- 申し込んだあとは、キャンセルできない
- 申し込んだあとは、届け先を変えられない
- 届く日にちは選べないことが多い
いちばん気をつけたいのは、キャンセルができないことです。
金額と返礼品を、確定の前にもう一度見ておくと安心です。
楽天のポイントは、もうつかない
楽天を初めて使ったので、初回の特典で2,000円のクーポンがもらえました。
ただ、このクーポンはふるさと納税には使えなかったので、普通のお買い物でお米を買うのに使いました。
もうひとつ、知っておきたいことがあります。
2025年10月から、ふるさと納税のサイトでポイントがもらえる仕組みはなくなりました。
それまでふるさと納税をやったことがなかった私は、テレビで「ポイントがなくなる」と言っていたのをうっすら覚えている程度でした。
自分でやると決めてから、もう一度調べて知りました。
なお、クレジットカードで支払ったときにつくカード会社のポイントは別です。
これはカード会社の条件しだいなので、お使いのカードの案内で確かめてください。
2026年10月からは、返礼品の顔ぶれも変わった
これから年末に初めて寄付をする方は、もうひとつ知っておくと安心なことがあります。
2026年10月から、返礼品のルールが変わりました。
自己負担2,000円の仕組みや、12月31日までという期限はこれまでどおりです。
変わったのは、選べる返礼品の顔ぶれのほうです。
10月から何が変わったのか、年末に選ぶときにどこを見ればいいかは、ふるさと納税 2026年10月の変更点!年末に損しない選び方3つの記事にまとめています。

確定のボタンを押す前に、金額と返礼品をもう一度見るのよ。ふるさと納税はあとから取り消せないから、ここだけは慎重にね
申し込んでから届くまで|お米は2週間かかりました
申し込んでから届くまでの流れも、普通のお買い物とは少しちがいました。
申し込むと、寄付した市からメールが3通届いた
3月20日にお米を申し込んで、出荷のお知らせが届いたのは4月3日でした。
申し込んでから、ちょうど2週間かかりました。
そのあいだに届いたメールを見返すと、順番はこうでした。
- 「自治体マイページ」の案内(ワンストップ特例の申請ができるページのお知らせ。寄付番号も書いてある)
- ワンストップ特例の申請が完了したお知らせ
- 返礼品の出荷のお知らせ
どれも、楽天からではなく、寄付した市のふるさと納税の担当から届いたメールです。
普通のお買い物とちがって、ふるさと納税では、手続きも返礼品の発送も、寄付した町がしてくれます。
メールには楽天のマークもついていたので、楽天からのほかのメールに埋もれないよう、差出人を見るようにしています。
寄付番号の書いてあるメールは、年末まで消さずに残しておくと安心です。
届く時期は「発送時期」の欄で見る
私が選んだお米は、届く日にちを選べませんでした。
返礼品のページには、たいてい「発送時期」や「お届けの目安」が書いてあります。
申し込む前に、この欄を見ておくと、「まだかな」と気をもまずにすみます。
お米は、手元のお米と重なる時期を考えておく
5kgが1袋なら、それほど場所はとりません。
ただわが家は、楽天の初回クーポンで普通に買ったお米と、ふるさと納税のお米が重なってしまい、しばらく少し場所をとりました。
届く日を選べない返礼品は、手元のお米がどのくらい残っているかを見てから申し込むと、重なりにくくなります。
お米を長くおいしく保つ方法は、米 保存方法の正解は?虫がつかない・味が落ちない5つのコツと備蓄術の記事で紹介しています。
私が3月に寄付したお米は、今は受付が終わっています。
同じ富山県氷見市のコシヒカリの5kgを、楽天に載せておきます。
こちらは、入金が確かめられてから3週間以内に発送、と書かれています。
Amazonのふるさと納税で選ぶなら、茨城県のコシヒカリの5kg(寄付先は茨城県桜川市)があります。
こちらは今年とれた新米です。
ワンストップ特例の申請は、寄付のたびに1回ずつ
主人は会社員で、ふだん確定申告をしていません。
だから、確定申告をしなくても税金が安くなる「ワンストップ特例」を使っています。
申請は「寄付1回ごと」に必要
最初に私が勘違いしていたのが、ここです。
ワンストップ特例の申請は、寄付した町ごとではなく、寄付1回ごとに1つずつ必要です。
同じ町に2回寄付したら、申請も2回です。
だから、寄付の回数を細かく増やしすぎないほうが、手間は少なくてすみます。
申し込むと、早ければ次の日、土日をはさむと週明けに、寄付した市から「自治体マイページ」の案内メールが届きます。
3月は金曜日の夜に申し込んで、月曜日に届きました。
7月のお中元のときは、申し込んだ次の日に届いています。
実は7月は、3月から間が空いていたので、申請のしかたを忘れてしまいました。
不安になって、楽天の中にある寄付先への問い合わせフォームから、市に「ワンストップ特例はオンラインでできますか」と問い合わせてしまったのです。
でも次の日には、ちゃんと案内メールが届きました。
案内メールが見当たらなくても、まずは次の日まで待って、ふるさと納税用のメールを見てみてください。
わが家は忘れたら大変なので、このメールが届いたら、その日のうちにマイページから申請をすませています。
使えるのは「5つの町まで」
ワンストップ特例が使えるのは、1年に寄付した先が5つの町までの場合です。
これは町の数で数えるので、同じ町に何回寄付しても「1つ」です。
申請の期限は、寄付した次の年の1月10日(必着)です。
もし確定申告をすることになったら、それまでに出したワンストップ特例の申請はすべて使えなくなります。
その場合は、確定申告にすべての寄付を書くことになります。
わが家はオンラインで申請しました。
マイナンバーカードを使った申請の手順と、私がつまずいたところは、ワンストップ特例 オンライン申請の手順5つ|2日つまずいてSafariで解決の記事にまとめています。

申請は寄付したその日にすませるのが一番なのよ。あとでまとめてやろうと思うと、1月10日に間に合わないこともあるわ
上限の決まり方|税金の名前がこんがらがった話
ここが、私がいちばん混乱したところです。
「今年は私も住民税を払っているのに?」
「上限が変わるのは来年からでは?」
所得税、住民税、どれが何の金額なのか、途中で分からなくなってしまいました。
整理してみると、3つに分けて考えればよかったのです。
① 私が今払っている住民税は、去年の給料の分
住民税は、去年の収入をもとに計算されて、6月から1年かけて払います。
退職した年でも住民税を払い続けるのは、そのためです。
つまり、私が今払っている住民税は、退職する前の年の給料の分です。
これは私自身の税金なので、主人のふるさと納税の上限とは関係ありませんでした。
② 主人の上限は、主人の「今年」の収入で決まる
ふるさと納税の上限は、寄付する人の住民税の金額がもとになって決まります。
今年寄付した分は、来年6月からの主人の住民税が安くなる形で戻ってきます。
だから、上限を決めるのは、主人の今年1年の収入と、受けられる控除です。
6月に届く住民税の通知書は、去年の収入で計算されたものです。
それでも、だいたいの目安にはなります。
わが家も、6月に主人の住民税の通知書が届いてから、あとどのくらい寄付できるかを考え直しました。
③ 私の収入が変わった年は、配偶者控除を入れて計算し直す
ここが、私が見落としていたところです。
私の今年の収入は、退職する前の1月と2月の給料と、11月から働き始める新しい職場の11月と12月の給料だけです。
失業保険は、税金の計算では収入に入りません。
妻の今年の給料が123万円以下(収入が給料だけの場合)なら、主人は年末調整で「配偶者控除」を受けられます。
123万円を超えても、160万円までは「配偶者特別控除」になり、受けられる控除の額は同じです。
控除が増えると、主人の税金が少し下がります。
すると、ふるさと納税の上限も、少しだけ下がります。
差は、わが家のような場合で数千円から1万円ほどです。
小さな差ですが、上限ぎりぎりまで寄付するつもりなら、気にしておきたい差です。
だからわが家は、11月の最後の1回の前に、私の収入を入れ直して計算してから申し込むことにしました。
控除の額は、家族の働き方や収入で変わります。
ご家族の誰かが退職したり、働き方が変わったりした年は、一度計算し直してみてください。

家族の収入が変わった年は、上限も一緒に動くのよ。シミュレーションは、年の途中でもう一度やり直していいの
まとめ|ふるさと納税 初めての1年目に分かった5つ
ふるさと納税 初めての1年目に、わが家が分かったことは5つです。
- 寄付する人・楽天のアカウント・カードの名義はそろえ、メールはふるさと納税用のアドレスにまとめる
- 寄付を分けると、カードの支払いも分かれてラク
- 確定のボタンの前に、金額と返礼品をもう一度見る(キャンセルできない)
- ワンストップ特例の申請は寄付1回ごと。市から案内メールが届いたら、その日のうちに
- 家族の収入が変わった年は、上限を計算し直す
間が空くと、手順は意外と忘れてしまいます。
ふるさと納税用のメールアドレスにまとめておけば、いつ・どこに・いくら寄付して、申請をすませたかが、あとから全部たどれます。
年末に「あといくら寄付できるか」を考えるときにも役立っています。
これから初めてやる方の、ヒントになればうれしいです。

最初の1回がいちばんドキドキするのよ。1回やれば流れが分かるから、年末に慌てないように、早めに始めてみてね
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