※本記事はアフィリエイト広告を含みます。
ベランダ菜園、ちょっとやってみたいな。
そう思いながら、「始めるなら春よね」と、なんとなく先延ばしにしていませんか。
実は、ベランダ菜園 秋スタートのほうが、春よりも初心者に向いています。
気温がおだやかで水やりの失敗が起きにくく、収穫までが早い葉物野菜の季節だからです。
この記事では、秋から始めるのがおすすめな理由と、最初にそろえる道具3つ、9月からのゆるいスケジュールをご紹介します。
虫のことも、正直なところを書いておきますね。

春を待たなくていいなんて、うれしい誤算ね
ベランダ菜園 秋スタートが初心者向きな3つの理由
「野菜づくりは春から」というイメージ、根強いですよね。
でも秋は、初心者にすすめられることの多い季節です。
理由は大きく3つあります。
理由① 春・夏にくらべて虫が減っていく季節
家庭菜園をためらう理由の第1位といってもいいのが、虫ではないでしょうか。
気温が下がるにつれて害虫の活動は落ち着くので、秋は春や夏にくらべて虫の被害が減っていきます。
ただし、ここは正直に書いておきます。
9月のうちはまだ虫が活動しているので、「秋にまけば虫が来ない」わけではありません。
とくに小松菜は、青虫などがつきやすいアブラナ科の野菜です。
9月にまくと、葉が穴だらけになってしまうこともあります。
虫が本格的に減ってくるのは、10月に入ってからです。
そこでこの記事では、9月の1鉢目はラディッシュ、小松菜とほうれん草は10月から、という順番をおすすめします。
理由はこのあと説明します。
理由② 気温がおだやかで、水やりの失敗が少ない
真夏のプランターは、朝夕2回の水やりが欠かせないほど乾きます。
うっかり1日忘れると、それだけで枯れてしまうことも。
秋は土が乾きにくく、水やりは基本1日1回。涼しくなれば数日に1回で足りることもあり、初心者の失敗がいちばん起きにくい季節です。
炎天下のベランダ作業がないのも、体にやさしいポイントです。
そしてもうひとつ、水やりについて書いておきたいことがあります。
わが家には庭があるので、家庭菜園はずっと土に直接植えるやり方でやってきました。
この地植えの水やりが、思っている以上に手間なのです。
じょうろで何往復もするか、ホースを引っ張ってきて、終わったらまた巻き取る。
真夏はこれを毎日やることになります。
その点ベランダのプランターは、水道からさっと汲んで、さっとかけて終わりです。
庭があるからといって、わざわざ地植えにしなくてもいい。
プランターの中でも十分に楽しめるのだと、今回あらためて気づきました。
理由③ 「早い・簡単・おいしい」葉物野菜の季節
秋にまける野菜は、ラディッシュ・小松菜・ほうれん草・リーフレタスなど、育てやすい葉物・根菜が中心です。
ラディッシュは種まきから25〜30日ほど、小松菜やほうれん草も1か月ほどで収穫できるので、初めてでも「育った!」の喜びまでが早いのです。
葉物野菜の育て方は、農林水産省の「葉物野菜を上手に育てるヒケツ」のページでも紹介されています。
しかもほうれん草は、寒さに当たると甘みが増します。
寒さから身を守るために、植物が糖をため込むからです。
秋まきは、初心者向きなのにちゃんとおいしい。いいことずくめです。

水やりがラクで収穫も早いなら、秋が本当のビギナー向けシーズンだったのね
ベランダ菜園 秋スタートの道具は3つだけ
最初から立派な設備は要りません。
そろえるのは、基本この3つだけです。
① プランター
葉物野菜なら、深さ15cmほどの標準的なプランターで育てられます。
ラディッシュやカブまで視野に入れるなら、深さ20cmほどあると安心です。
ベランダの手すりや室外機のそばは避けて、日の当たる床に直置きが基本です。
アップルウェアー クイーンプランター 650型(土容量14L・スノコ付き)
② 培養土
土は、庭の土や使い回しではなく、野菜用の培養土を買うのがいちばんの近道です。
肥料入りの野菜用培養土なら、袋から出してプランターに入れるだけで、土づくりの知識がなくても始められます。
初心者がつまずきやすい「土の配合」を、まるごと省略できるわけです。
プランター1台に、14Lの袋が1つでちょうど足ります。
アイリスオーヤマ 花と野菜の培養土 14L(元肥入り・適応野菜にラディッシュ・ニラも明記)
③ 種(秋まき野菜)
ここで、ひとつはっきりさせておきます。
ホームセンターに行くと、種の袋と、すでに芽が出ている苗のポットの両方が並んでいます。
どちらを買えばいいのか、最初は迷いますよね。
目安はかんたんで、葉物や根菜は種から、トマトやなす、きゅうりのような実がなる野菜は苗から育てます。
この記事で紹介する秋の野菜は、どれも種からまくものです。
種は1袋数百円ほどで、何回かに分けてまけます。
秋の定番は、この3つです。
- ラディッシュ:種まきから25〜30日で収穫。9月の1鉢目はこれ
- 小松菜:虫が減る10月にまくのがおすすめ。味噌汁にも炒め物にも
- ほうれん草:10月まきで冬どり。寒さに当たって甘くなるのはこれ
最初の1袋は、ラディッシュだけでかまいません。
サカタのタネ 実咲野菜シリーズ
①ハツカダイコン「さくらんぼ」(9月の1鉢目におすすめ)
②小松菜
③おてがるほうれん草「ソロモン」
今回リンクした楽天のお店では、三つ葉やニラの種も選べます。

じょうろは空きペットボトルでも代用できるから、まずは3つでいいのね
ラディッシュを食べない・ベランダが日陰。そんなときは三つ葉とニラ
ここまで読んで、こう思った方もいるかもしれません。
「ラディッシュ、うちではあまり食べないな」
「うちのベランダ、そんなに日が当たらないし」
どちらも、9月にまける別の野菜で解決できます。
三つ葉とニラです。
正直に書くと、この2つはわたしが知っていたことではありません。
X で家庭菜園を楽しんでいる方の投稿を読んでいて、「9月にまけて、半日陰でも育つもの」として教えていただきました。
実際に何年も育てている方の話なので、調べただけの情報よりずっと確かだと思っています。
どちらもプランターと培養土は同じでいいので、道具は3つのままです。
三つ葉は半日陰のほうがおいしく育つ
三つ葉の秋まきは9月から10月、収穫は10月から12月ごろです。
三つ葉は、日なたよりも半日陰のほうが、香りがよくやわらかく育ちます。
午前中だけ日が当たる場所や、明るい日陰がちょうどいいのです。
日当たりがいまひとつだからと菜園をあきらめていたベランダこそ、三つ葉の出番ということになります。
深さ15cmほどのプランターで育てられるので、先ほどのプランターがそのまま使えます。
お吸い物や茶碗蒸しに、ひとつまみ。使いどころに困らないのもいいところです。
ニラは一度植えると4〜5年収穫できる
ニラは多年草です。
一度根づけば、同じプランターで4〜5年、年に3〜4回も収穫できます。
暑さ寒さにも病害虫にも強く、とにかく丈夫なことで知られています。
義姉も、知り合いから苗を何種類かもらったそうですが、最後まで残ったのはニラだけだったと話していました。
ただし、ニラには知っておきたいことが2つあります。
ひとつは、9月に種をまいた場合、収穫できるのは翌年の春からだということです。
その年のうちに食べたいなら、種ではなく苗を買うほうが早道です。
もうひとつは、冬になると葉が黄色くなって枯れたように見えること。
これは枯れたのではなく、冬眠しているだけです。
春になればまた新しい葉が伸びてくるので、枯れたと思って捨ててしまわないでください。
手のかからない相棒がひとつあると、菜園は続けやすくなります。

日陰でもいいなら、うちのベランダでもできそうって人は多そうね
9月スタートのゆるいスケジュール
秋まきには「まきどき」があります。
ざっくりつかんでおきましょう。
9月はラディッシュ、10月に小松菜とほうれん草
ラディッシュの秋まき適期は9月上旬から10月下旬。残暑が落ち着いたころにまけば、10月には収穫できます。
ラディッシュを1鉢目にすすめるのには、理由があります。
25〜30日で収穫までたどりつける短期決戦であることと、食べるのが土の中の根の部分だということです。
葉が多少虫に食われても、収穫そのものはできてしまいます。
そして虫が減ってくる10月に、小松菜とほうれん草をまく。
この順番なら、いちばん心が折れやすい「1鉢目」を無事に終えられます。
先ほどの三つ葉とニラも、9月がまきどきです。
日当たりに自信がないベランダなら、1鉢目を三つ葉にしてもいいと思います。
ただし、まきどきは地域や年の気候で前後します。
種袋の裏にある「まきどきカレンダー」を確認するのが、いちばん確実です。
暮らしのリズムに「朝5分」が加わる楽しさ
ベランダ菜園の日課は、朝の水やりと様子見だけ。
時間にして5分ほどです。
「芽が出たかな」と毎朝ベランダをのぞく5分が、暮らしのちょっとした楽しみになります。
双葉が出た日、間引き菜を初めて味噌汁に入れた日。
小さな「初めて」が積み重なっていくのが、この趣味のいいところです。
以前、孫と一緒に苗を選んで庭で野菜を育てたことがあります。
孫は来るたびに「大きくなった?」と真っ先に見に行って、収穫の日をずっと楽しみにしていました。
育っていくものを毎日見る楽しさは、子どもも大人も同じなのだと思います。
ベランダにひと鉢あれば、それが毎朝、玄関を出るより近い場所にあるわけです。
続くか不安なら「1鉢だけ」でいい
新しい趣味は、続くかどうか分からないから踏み出しにくいですよね。
ベランダ菜園なら、プランター1つ・種1袋から試せます。
初期費用は2,000〜3,000円ほどからで、合わなければ1シーズンでやめても惜しくない金額です。
まずはラディッシュか三つ葉を、ひと鉢だけ。
最初の収穫を体験してから、増やすかどうか決めれば十分です。
50代からの趣味の探し方については、50代 趣味の見つけ方。3つの質問で「昔好きだったこと」に戻るの記事でも詳しく紹介しています。
まとめ
ベランダ菜園 秋スタートがおすすめな理由をご紹介しました。
- 春・夏にくらべて虫が減っていく季節
- 気温がおだやかで水やりの失敗が少ない
- 収穫が早い葉物野菜の季節
道具はプランター・培養土・種の3つだけ。
9月の1鉢目はラディッシュ、虫が減る10月に小松菜とほうれん草。この順番なら、最初の1鉢でつまずきません。
ラディッシュを食べない方や、日当たりに自信のないベランダなら、半日陰でも育つ三つ葉から。
4〜5年収穫できるニラを1鉢置いておくのも、手がかからずおすすめです。
「春になったら」と思っていた方こそ、実はいまが始めどきです。
まずはひと鉢から、秋のベランダを小さな畑にしてみませんか。

春を待つより、秋にまいちゃいましょ
あわせて読みたい
50代 趣味の見つけ方。3つの質問で「昔好きだったこと」に戻る


コメント