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パーソナルカラーを知ったとき、「これでファンデの色選びも解決できる!」とちょっとわくわくしませんでしたか。
わたしもそう思っていたのですが、実はここに意外な落とし穴がありました。
似合う色を選んだはずなのに、なんとなく顔色がくすむ。
夏になるとどうしてもファンデ崩れ問題に悩まされる‥
日焼け止めとの兼ね合いがよくわからない。
今回は、パーソナルカラーで色を合わせる基本から、50代が知っておきたいファンデの成分と崩れの話まで、わたし自身の経験も交えて整理してみました。
まずパーソナルカラー別に「似合う色の方向」を確認する
まだ診断をしていない方は先にこちらからどうぞ。
ファンデーションはリップのような「色をのせる」感覚とは少し違います。
「素肌の色をどう整えるか」がベースなので、自分の肌のアンダートーンに合わせることがポイントになります。

ファンデって、似合う色というより”自分の肌に自然になじむかどうか”で選ぶ場面が多いですよね
【イエベ春】明るいオークル・ピーチ系
イエベ春タイプは、黄みのある明るめの肌色の方が多いです。
似合いやすいファンデの方向
明るめのオークル、ピーチニュアンス、ゴールド寄りのベージュなど。
保湿成分(スクワラン・ヒアルロン酸)入りのツヤ系ファンデとの相性がよいです。
【イエベ秋】深みのあるオークル・ウォームベージュ系
イエベ秋タイプは、黄みが強く深みのある肌色の方が多いです。
似合いやすいファンデの方向
オークル系の深めトーン、ウォームベージュ、ゴールドブラウン寄りなど。
セミマット〜マット仕上がりが多く選ばれますが、50代は乾燥でマット仕上がりが粉っぽく見えることも。保湿成分の多い処方を選ぶのがポイントです。
【ブルベ夏】ピンクベージュ・ローズ系
ブルベ夏タイプは、ピンク〜青みがかった肌色の方が多いです。
似合いやすいファンデの方向
ピンクベージュ、ローズベージュ、ソフトなアイボリー系など。
黄みの強いオークル系を選ぶと顔色がくすんで見えやすいので注意です。
【ブルベ冬】クリアなピンク・ニュートラル系
ブルベ冬タイプは、コントラストが強めでクリアな肌色の方が多いです。
似合いやすいファンデの方向
ニュートラルなピンク系、クリアなアイボリー、青みを感じるベージュなど。
高カバー力が欲しくなりがちですが、厚塗りは逆に老けて見えることも。薄づきで重ねる方法がおすすめです。

パーソナルカラーのタイプ別にファンデの色の方向がわかるだけで、テスターを塗ってみたときの判断がしやすくなりますよ
「似合う色を選んだのに白浮きする」原因はここにあった
色の方向が合っていても、白浮きすることがあります。
その原因のひとつになりやすいのが、日焼け止め成分として使われる酸化チタン・酸化亜鉛(紫外線散乱剤)です。
紫外線散乱剤は「白い粒子」
酸化チタン・酸化亜鉛は、紫外線をはじいてくれる一方で、白い粒子のため肌に白みを加える性質があります。
SPF入りファンデーションに配合されていることが多く、またミネラル系の日焼け止めにも含まれる成分です。
ブルベ系の方には比較的なじみやすいのですが、イエベ系の方には「白浮き・くすみ」として出やすいのです。
「パーソナルカラーで色を選んだのになんか顔色が悪い…」と感じたとき、色よりもこの成分が原因になっていることがあります。
一方、ケミカル(紫外線吸収剤)タイプは白浮きしにくい
紫外線を熱に変換して吸収するタイプで、白い粒子を使わないため白浮きがほとんど起きません。
「吸収剤は肌に悪い」というイメージを持つ方もいますが、それぞれ特性があり、目的に合わせて選ぶものです。
3つのタイプの詳しい違いはこちらにまとめています。
→ 日焼け止めには3つのタイプがある|白浮き・乾燥・使い心地の違いと選び方

イエベさんが日焼け止めもファンデも白浮きしやすいと感じているなら、紫外線散乱剤が多い処方かどうか確認してみるといいかもしれません
50代ファンデ崩れ問題〜「そもそもファンデって必要?」と思った話
夏になると皮脂も汗も増えます。
ファンデは崩れてよれてしまう。
塗り直しをしようとすると、古いファンデの上にさらに重ねることになってかえって汚くなってしまうこともあります。
「日焼け止めを塗り直せる」ことが、実は大きなメリット
日焼け止めは、SPF30・SPF50のどちらであっても、効果は2〜3時間で薄れていきます。
正確には、汗や皮脂で落ちていくため、日中に塗り直すことが前提の製品なのです。
ところがファンデーションを上から重ねていると、その上から日焼け止めを塗り直すのはかなり難しい。
「SPF入りのファンデを使っているから大丈夫」と思われている方も多いのですが、それだけでは午後には効果がほぼなくなっている可能性があります。
日焼け止めだけで済ませておけば、昼休みにティッシュオフしてさっと塗り直すことができます。
「塗り直せる状態を作っておく」こと自体が、日焼け対策として大切だと感じています。

SPF入りファンデで安心、という方も多いですが、午後になると効果がかなり薄れていることがあります。塗り直しができる状態かどうか、少し意識してみると変わるかもしれません
日焼け止めを丁寧に塗り、肌のコンディションを整えることを習慣にしている人ほど、ファンデーションをしっかり塗る必要がなくなっていくことが多いと感じています。
カバーで覆うより、素肌そのものの質感を生かす方向が、50代の肌には自然に見えることが多いです。
「色付き日焼け止め」という選択肢
「でも何もしないと自信がない」という方におすすめしたいのが、色付き日焼け止め(UVティント)です。
日焼け止め効果がありながら、ほんのり色みがあって素肌を均一に見せてくれるもの。
ファンデより薄づきで、1本で日焼け対策もできます。
パーソナルカラー別の選び方のポイント
イエベ春・秋の方
白浮きが気になる場合は、ケミカル(紫外線吸収剤)またはハイブリッドタイプを選ぶと白浮きしにくいです。
オークル寄りの色みがあるものを選ぶと自然になじみます。
ブルベ夏・冬の方
ミネラルタイプ(紫外線散乱剤)でも白浮きが比較的目立ちにくく、選択肢が広いです。
ピンクベージュ系の色みがあるものが似合いやすいです。

日焼け止めをしっかり塗って、気になればルースパウダーを軽くのせるだけ。それで十分という方は意外と多いですよ
正直に言うと「理想の色付き日焼け止め」はなかなか見つからない
ここで少し正直にお伝えしたいことがあります。
「ケミカルまたはハイブリッド処方・SPF30〜35・色付き」という条件を全部満たす日焼け止めは、市場にほとんどありません。
SPFが高いほど売れやすい、色付きはSPF50+の製品が多い、といった事情があります。
なぜSPF30とPA++++の組み合わせが少ないのかについては、こちらで詳しく書いています。
→ SPF30でPA++++の日焼け止めが少ない理由|調べていて気づいたこと
ですので、以下でご紹介する商品は「現時点で入手しやすいものの中で一番近いもの」という位置付けです。
完璧な条件ではないものもありますが、参考にしていただけると幸いです。
おすすめの色付き日焼け止め(現時点で入手しやすいもの)
【イエベさんへ】理想の色付き日焼け止めが見つかりにくい場合の代替策
「ケミカルまたはハイブリッド処方・オークル系・SPF30〜35」の色付き日焼け止めは、現時点では市場にほとんどありません。
そこで現実的な代替として、オークル系のルースパウダーを軽くのせ+スプレー日焼け止めで塗り直す方法をおすすめしています。
スプレーはメイクを崩さずに塗り直せるのが利点ですが、ムラになりやすいため朝の1回目はクリームタイプが◎。スプレーは日中の塗り直し専用として活用するのがおすすめです。
オークル系ルースパウダー|選びやすい2タイプ
デパコス
コスメデコルテ フェイスパウダー(¥3,480〜)
プチプラ
インテグレート グレイシィ 光仕上げパウダーUV ピンクオークル(¥1,815)
【ブルベさん向け】ピンクベージュ系・色付き日焼け止め
ブルベさんにはミネラルタイプでも白浮きが比較的目立ちにくく、選択肢が広いです。現時点でおすすめしやすい1本がこちらです。
N organic Bright UV クリーム(SPF30+/PA+++)
天然由来成分93%。ピンクベージュ系の色みで素肌をなじませながらUVカットできます。
日焼け止め選び全体については、こちらの記事もあわせてどうぞ。
→ 50代の乾燥肌に合う日焼け止めおすすめ3選【SPF30〜35】
まとめ
パーソナルカラーを知ったあと、ファンデの色選びに活かそうとすると、実はいくつかの壁があります。
- パーソナルカラーの4タイプで似合う色の方向は決まる
- ただし、紫外線散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)がイエベさんに白浮きを起こしやすい
- 日焼け止めの効果は2〜3時間で薄れる。ファンデを重ねると塗り直しができなくなる
- 夏は皮脂・汗でファンデが崩れやすく、塗り直しで逆効果になることも
- 色付き日焼け止め1本で、日焼け対策と素肌をなじませる2役を担える
ファンデーションを手放すことが正解というわけではありませんが、「なんとなく合わない」と感じているなら、選ぶ方向を変えてみると変わることがあります。
まだカラー診断をしていない方は、ぜひ下のリンクから試してみてください。

色も成分も、少し知っておくだけで選ぶときの迷いがぐっと減りますよ。ぜひ診断ツールも使ってみてくださいね🐢
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