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お米の値段が気になって、「玄米で買って自分で精米したほうが安いのでは?」と考えたことはありませんか。
実は、精米機 元が取れるかどうかは「食べる量」と「玄米の買い方」でほぼ決まります。
玄米と白米の価格差、精米機の本体価格、この2つの数字がわかれば、回収までの計算は意外とシンプルだからです。
この記事では、2026年時点の相場をもとに、わが家(夫婦2人)のペースで本気で計算してみました🐢
精米機は元が取れる?まず玄米と白米の価格差を知る
玄米30kgと白米の価格差はどれくらい?
玄米は、ネット直販や産直だと30kg袋で売られていることが多く、2026年時点でコシヒカリクラスが1袋15,000円前後から見つかります(銘柄や産地でかなり幅があります)。
一方、白米はスーパーで5kgあたり3,500〜4,300円ほど。ここでは控えめに5kg3,800円(1kgあたり760円)で考えてみます。
パッと見ただけでも、玄米のまとめ買いはキロ単価が安そうですよね。
でも、ここで1つ、見落としがちな落とし穴があります。
見落とし注意!精米すると約1割目減りする
玄米30kgを白米まで精米すると、ぬかが取れる分、白米は約27kgに減ります。
つまり「玄米30kg=白米30kg分」ではないんです。
ここを計算に入れずに「玄米のほうが断然安い!」と飛びつくと、思ったより得していなかった…ということになりかねません。
目減り分を入れて計算し直すと、こうなります。
- 玄米30kg 15,000円 → 精米後の白米27kg → 1kgあたり約560円
- 白米を買う場合 → 1kgあたり760円
- 同じ27kgをそろえると、玄米1袋あたり約5,500円の差

『精米したら1割減る』を知ってるだけで、計算の答えが変わってくるのよ
精米機 元が取れるのは何年後?わが家のペースで計算
夫婦2人・月5kgなら「月1,000円前後」の節約
わが家のようにお米を月5kgほど食べる夫婦2人暮らしなら、1kgあたり約200円の差×月5kgで、節約できるのは月1,000円前後という計算になります。
玄米30kg(白米27kg分)は、約5ヶ月半かけて食べるペースです。
この「月1,000円前後」で、精米機の本体代を回収していくイメージですね。
1万円台の精米機なら玄米約3袋・約1年半で回収
回収の目安を本体価格別にまとめると、こうなります。
| 精米機の本体価格 | 回収に必要な玄米 | 夫婦2人・月5kgのペースだと |
|---|---|---|
| 1万円台(約16,000円) | 約3袋(90kg) | 約1年半 |
| 3万円台後半〜(約35,000円) | 約6袋(180kg) | 3年程度 |
1万円台のかくはん式なら、約1年半で元が取れる計算です。
家族が多くて月10kg食べるお家なら、期間は半分の1年かからないくらいになります。
逆に3万円台後半の高級機は、金額だけで見ると回収に3年程度。こちらは「節約」より「味への投資」と考えたほうがよさそうです。
※この計算は2026年時点の相場での一例です。お米の値段は動くので、あくまで目安としてくださいね。
電気代は1回数円だから心配しなくてOK
「電気代がかかるのでは?」と心配になりますが、家庭用精米機の電気代は1回あたり数円程度と言われています。
毎日使っても月に数十円ほどなので、回収計算にはほとんど影響しません。

本体代さえ回収できれば、あとはほぼ丸ごと節約分になるってことね
精米機の価格が違う理由|3つの方式と値段の目安
精米機は、ぬかを取る仕組み(方式)によって価格帯が変わります。
| 方式 | 価格の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| かくはん式 | 1〜2万円 | 羽根の回転で精米。シンプルでお手入れしやすい。主流 |
| 対流式 | 1.5〜3万円 | 米が欠けにくく仕上がりきれい。機種は少なめ |
| 圧力式 | 3万円台後半〜 | 米どうしをこすり合わせて磨く。割れにくく静か |
かくはん式(1〜2万円)は初めての1台にちょうどいい
家庭用の主流はかくはん式です。
容器の中の羽根が回転してぬかを取る仕組みで、構造がシンプルなぶん価格が手頃で、お手入れも簡単。
精米時間が短い一方、米粒どうしがぶつかるためお米がやや欠けやすく、運転音は大きめと言われています。
「元が取れるか」を重視するなら、回収が早いこの価格帯が第一候補です。
対流式(1.5〜3万円)は仕上がりと価格のバランス型
かくはん式に回転数の制御を加えて、お米の欠けを抑えた方式です。
仕上がりと価格のバランスを取りたい方向けですが、機種の数は多くありません。
圧力式(3万円台後半〜)は味を追求したい人向け
お米どうしをこすり合わせながら磨くように精米する方式で、お米に傷がつきにくく、つやのある仕上がりが特長とされています。
音も静かめですが、本体は大きく、価格もぐっと上がります。
精米機 元が取れる視点で選んだ価格帯別3台
【1万円台・かくはん式】アイリスオーヤマ RCI-C5-C
アイリスオーヤマの5合タイプの精米機で、かくはん式のエントリー機です。
この精米機については、米 保存方法の記事でもご紹介しています。
連続精米ができて、3分・5分・7分づきなど好みの精米具合が選べる、かくはん式のエントリー機。
1万円台なので、先ほどの計算なら約1年半で元が取れるゾーンです。
気になる精米時間の目安は、白米モードで約2分〜5分半、無洗米モードでも3分半〜7分ほど。夕食の支度をしている間に終わる長さです(3ぶ・5ぶなど軽めの精米なら1〜3分とさらに短時間)。
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【1万円台・かくはん式の実力派】山本電気 匠味米 MB-RC52W
同じかくはん式でも、道場六三郎監修の日本製というこだわりが光る1台です。
無洗米・胚芽米・分づき米に加えて、時間が経って酸化した古いお米の表面を磨き直す「フレッシュモード」も搭載。この内容で実売1万円台半ばはコスパ優秀です。
「安さも仕上がりもどちらも欲しい」という方に向いています。
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【3万円台後半・圧力式】象印 つきたて風味 BR-WB10-WA
「回収期間より味」という方には、圧力式の象印つきたて風味。
お米をこすり合わせて磨くように精米するので粒が割れにくく、精米度センサーによる15段階精米で好みの白さに仕上げられます。
容量は1合〜1升(10合)と大容量なので、来客時やまとめ精米にも対応できるのが強みです。洗わず炊ける無洗米コースや、古い白米の風味を戻す「白米フレッシュ」コースまで付いた、精米機界のごちそう枠です。
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元を取るだけなら1万円台で十分。3万円台後半クラスは『毎日のごはんをごちそうにする家電』と考えるといいわね
買う前に知っておきたい3つの注意点
注意1: 玄米を安く買えるルートがあるかが分かれ道
今回の計算は「玄米30kgを15,000円前後で買えたら」が前提です。
スーパーの店頭では玄米の扱いが少なく、少量パックだと白米との差がほとんどないこともあります。
ネット直販・産直・農家さんからのまとめ買いなど、玄米を安く買えるルートを先に見つけておくのが、元を取るいちばんの近道です。
比べるときは、同じ銘柄・同じお店の玄米と白米で比べるのが鉄則です。
注意2: 迷ったらまずコイン精米機で「お試し」もアリ
精米機を買う前に、玄米生活が続くか試したい方は、コイン精米機という手もあります。
利用料は10kgあたり100円ほどが目安なので、30kgでも300円ほど。
「玄米を買う→精米したてを食べる」暮らしをまず体験してみて、続きそうなら家庭用精米機に進む、という順番なら失敗がありません。
注意3: 玄米の置き場所と保存方法もセットで考える
玄米30kgのまとめ買いは、置き場所と保存方法を先に決めておかないと、虫や湿気で泣くことになります。
玄米の保存のコツや、精米で出るぬかの活用アイデアについては、米 保存方法の記事で詳しく紹介しています。
精米で出るぬかは、腸活目的で人気の「ぬか玄」のようなぬか由来の健康食品の代わりになる可能性もあります。ぬか玄は1箱2,000〜3,100円ほどで、夫婦2人だと月1箱ペースで使い切る量なので、ぬかを自分でまかなえれば、その分の出費も抑えられそうです(ただし市販品は酸化を防ぐ加工がされているのに対し、精米したての生のぬかは早めに使い切る必要があります)。ぬか玄については、うんちの記事でも紹介しています。
まとめ
精米機 元が取れるかどうか、計算のポイントは3つでした。
- 玄米30kgは精米すると白米約27kgに目減りする
- それでも夫婦2人・月5kgなら月1,000円前後の節約
- 1万円台の精米機なら玄米約3袋・約1年半で回収できる計算
3万円台後半クラスの高級機は「節約」ではなく「味への投資」。
まずは玄米を安く買えるルート探しと、コイン精米機でのお試しから始めてみませんか。
精米したてのごはんの香りを知ってしまったら、計算なんてどうでもよくなるかもしれませんが🐢
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