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実家に電話をするたびに、「エアコンつけてる?」と聞いていませんか。
「大丈夫、今日は風があるから」と返ってくると、かえって心配になりますよね。
親 エアコン つけない問題でいちばん大事なのは、「つけてね」と口で言い続けることではなく、室温が「見える」仕組みを作ってあげることです。
温湿度計やスマートリモコンを使えば、離れて暮らしていても実家の室温をスマホで確認できるようになります。
この記事では、声かけの工夫から便利な機器まで、5つの対策をご紹介します。

「もったいない」が口ぐせの親ほど、暑さを我慢しちゃうのよね
なぜ親はエアコンをつけないのか
まず、親がエアコンをつけない理由を整理してみます。
- 「電気代がもったいない」という節約意識
- 加齢により、暑さやのどの渇きを感じにくくなる
- 「エアコンの風は体に悪い」という昔からの思い込み
- リモコンの操作がおっくう、設定がよく分からない
本人は「我慢している」つもりがなく、本当に「暑くない」と感じていることが多いのです。
だからこそ、「暑かったらつけてね」という声かけだけでは届きにくいのです。
熱中症は「室内で」起きている
熱中症というと炎天下の屋外をイメージしがちです。
でも実際には、熱中症で救急搬送された人のうち、発生場所として最も多いのは住居です(消防庁の統計)。
→ 「家の中にいるから大丈夫」とは言えないのが実情です。
とくに高齢の方は体温調節の機能が下がるため、室内でも注意が必要です。環境省の熱中症予防情報サイトでも、高齢者は室内で熱中症になりやすいと注意が呼びかけられています。

「暑くない」って本人が言っても、部屋は暑いことがあるのよ
親 エアコン つけない問題の対策5選
ここからは、具体的な対策です。
声かけの工夫から、離れていてもできる見守りの仕組みまで、順にご紹介します。
対策① 温湿度計を置いて室温を「数字」で見えるようにする
最初の一歩は、親の部屋に温湿度計を置くことです。
「暑い・暑くない」という感覚の話を、「今28度だよ」という数字の話に変えられます。
デジタルの温湿度計なら、大きな画面で温度と湿度がひと目で分かります。
「この数字が28を超えたらエアコン」と、親子でルールを決めておくのがポイントです。
感覚に頼らず数字で判断できるので、「暑くないから大丈夫」のすれ違いを減らせます。
まず1台なら:SwitchBot 温湿度計
4秒ごとに計測するスイス製センサー搭載の入門機。「温度が28度以上になったらエアコンがON」という設定例も商品ページで紹介されている、この記事の軸にぴったりの1台です。
親にも見やすい大画面なら:SwitchBot 温湿度計プロ
大画面で温湿度・快適指数を表示し、本体の警告音でもお知らせしてくれるので、親自身が気づくきっかけにもなります。2つの部屋の温湿度を同時表示できるのも便利です。
対策② 離れていても実家の室温をスマホで確認する
スマホと連携できる温湿度計なら、もう一歩進んだ使い方ができます。
ハブと呼ばれる機器(後述のスマートリモコンなど)と組み合わせると、外出先からでも実家の室温・湿度をスマホで確認できるようになります。
設定した温度を超えたら、スマホに通知が届くようにもできます。
→ 「実家の部屋が31度になっている」と分かれば、電話で「エアコンつけて」と具体的に言えます。
毎日電話で聞かなくても様子が分かるので、親も子も気が楽です。

「今31度って出てるよ」って言われたら、さすがにつける気になるわね
対策③ スマートリモコンで離れた場所からエアコンをつける
「室温は分かった。でも、それでも親がつけてくれない」
そんな場合の最終手段が、スマートリモコンです。
スマートリモコンは、エアコンなどのリモコン信号を覚えて、スマホから操作できるようにする機器です。
実家のエアコンに向けて設置しておけば、子ども側のスマホから遠隔でエアコンをつけられます。
- 実家のWi-Fiにつなぐだけで、エアコン本体の買い替えは不要
- 温湿度センサー付きの機種なら、これ1台で「室温確認+遠隔操作」ができる
- 「室温が28度を超えたら自動で冷房ON」という自動化設定ができる機種も
親に操作を覚えてもらう必要がないのが、この方法の最大の利点です。
ただし、勝手にエアコンがついたら親が驚いてしまいます。
「暑い日はこっちからつけることがあるよ」と、事前に一言伝えておくのが大切です。
まず1台なら:SwitchBot ハブミニ(Matter対応)
家中のリモコンを1つにまとめ、外出先からスマホでエアコンを操作できる入門機。温湿度センサー付きケーブルが付属するタイプもあり、その場合は対策①②を1台で兼ねられます。
本体に温度も表示されるなら:SwitchBot ハブ2
本体前面に温湿度が大きく表示されるので、親から見れば「温度計」、子から見れば「遠隔リモコン」という一台二役。外出先からエアコンの状態を確認して遠隔でONにする機能も搭載しています。
実は、この遠隔操作は実家だけでなく、自分の外出時にも役立ちます。「2〜3時間で戻るつもりが、思いのほか長引いてしまった」というとき、外出先からエアコンのオン・オフを切り替えられれば、「消し忘れたかも」という不安をその場で解消できます。
エアコンをつけっぱなしにするかどうかの判断基準は、エアコン 電気代はつけっぱなしが得?損の分かれ目は外出2〜3時間の記事でも詳しく紹介しています。
対策④ 電気代の不安には「数字」と「工夫」で答える
「もったいない」と言う親には、正面から電気代の話をするのも一つの方法です。
- 最近のエアコンは省エネ性能が上がっていて、冷房の電気代は思ったほど高くありません
- 扇風機やサーキュレーターを併用すると、効率よく部屋を冷やせます
- 熱中症で救急搬送や入院になった場合の負担を考えると、冷房代は「安心のための費用」と考えることもできます
→ 「1時間あたり数十円程度」という具体的な金額の目安を、電力会社のサイトで一緒に確認してみてください。数字を見ると納得してもらいやすくなります。
節約意識の強い親ほど、あいまいな説得より数字が効きます。
エアコンの電気代の目安については、エアコン 電気代はつけっぱなしが得?損の分かれ目は外出2〜3時間の記事でも詳しく紹介しています。
対策⑤ 「あなたのため」より「私が安心したいから」と伝える
機器をそろえても、最後は伝え方です。
「熱中症になったらどうするの」と正論で説得すると、親は「心配されるほど衰えていない」と意地になってしまうことがあります。
そこでおすすめなのが、主語を自分にする言い方です。
- 「私が心配で仕事にならないから、お願い」
- 「温湿度計を置いてくれたら、私が安心できるの」
→ 親のためではなく「子どもである自分が安心したいから」とお願いする形にしてください。そのほうが素直に受け入れてもらえます。
固定電話の詐欺対策の記事でも紹介した、親世代への伝え方の定番です。
実家の固定電話に関する対策は、親を守る固定電話 詐欺対策5選|帰省で確認したい電話機の設定の記事でも詳しく紹介しています。

「あなたが安心するならいいわよ」って言わせたら勝ちなのよ
機器の設置は帰省のタイミングがおすすめ
温湿度計もスマートリモコンも、最初の設定だけは現地での作業が必要です。
- 実家のWi-Fi環境の確認(スマートリモコンはWi-Fi必須。2.4GHz帯対応かも確認)
- 機器の設置場所決め(エアコンの信号が届く位置に)
- スマホアプリの設定と、家族のアカウント共有
→ 帰省したときに、1〜2時間あればひと通り設定できます。
お盆や年末の帰省の「ついで仕事」にちょうどいいボリュームです。
なお、離れて暮らす親の見守りには、見守りカメラという選択肢もあります。
見守りカメラの選び方は、見守りカメラ 親が嫌がらない選び方3つ|離れて暮らす安心のためにの記事でも詳しく紹介しています。
また、帰省時に親と確認しておきたいことは、聞きにくいけど大切。親と話しておくこと7つのチェックリストの記事でまとめています。
まとめ
親 エアコン つけない問題への対策を、5つご紹介しました。
- 温湿度計で室温を「数字」で見えるようにする
- スマホ連携で離れていても室温を確認できるようにする
- スマートリモコンで遠隔からエアコンを操作する
- 電気代の不安には数字と工夫で答える
- 「私が安心したいから」と伝える
ポイントは、親の感覚や注意力に頼るのではなく、室温が見える仕組み・遠くから手を貸せる仕組みを作ることです。
「エアコンつけてね」と毎日電話で言い続けるのは、言う方も言われる方も疲れてしまいます。
仕組みができれば、電話の話題は「今日も涼しくしてるね」に変わります。
数千円の機器で、この夏の心配がひとつ減るなら、悪くない買い物だと思いませんか。

説得より仕組み。これが遠距離の親孝行のコツかもね
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