退職してから、お金のことを以前より意識するようになりました。
毎年なんとなく払っていた固定資産税。
今年ふと思ったんです。
「そういえば、一体いくら払ってるんだろう?」

こんにちは、50代で退職したゆるカメです。
退職後の暮らしをゆっくり整えながら、日々の出来事を綴っています。
きっかけは「明細を見てみよう」のひと言
一昨年と去年の明細を並べてみたら、土地の固定資産税が1万円上がっていました。
「そうだったんだ……」と主人。あまり気にしていなかったみたいで。
固定資産税の納税通知書は、毎年6月ごろに届くことが多いそうです。
今はまだ4月。
今年の通知が来る前に、一度ちゃんと確認しておこうと思ったのが今回のきっかけです。
毎年市区町村から通知が来るから、なんとなく信頼してそのまま払ってきていました。
でも、1万円の差に気づいたとき
「本当に正しく計算されているのかな?」という気持ちが湧いてきたんです。
適正な計算がされているか調べてみた
調べてみると、固定資産税の課税ミスはけっして珍しいことではないようです。
総務省の調査(平成21〜23年度)によると、
調査に回答した自治体の97%で何らかの課税誤りが発生していたという結果が出ています。
全国で毎年70億円程度の還付が行われているというデータもあります。
「うちは大丈夫かな?」と思うのは、自然なことだと思います。

自治体から届く通知だから大丈夫、とついそのまま信じてしまいますよね。
でもこの数字を知ると、一度確認してみる価値はありそうです。
調べた結果、建物も土地も適正な金額で計算されていました。
ひとまず安心しました。
土地の値上がりは、今後も続くの?
では、なぜ去年1万円上がっていたのか?
固定資産税の評価額は、3年に一度「評価替え」が行われる仕組みになっています。
令和6年度(2024年度)がその評価替えの年でした。
このタイミングで土地の評価額が上がった場合、税額も上がります。
評価替えのない年(第2・3年度)は、原則として税額は据え置きです。
毎年必ず上がり続けるわけではありませんが、
次の評価替えの年(令和9年度・2027年度)にまた動く可能性があります。
そのときのために、心構えだけはしておこうと思いました。
一方、建物の固定資産税評価額は年々下がっていきます。
木造住宅の場合、新築時から毎年少しずつ下がり、
おおよそ15年ほどで新築時の評価額の
20%(最低限度)まで下がると言われています。
それ以降は基本的に横ばいになるので、
建物部分での税額上昇はあまり心配しなくてよさそうです。
※ここでいう「評価額」は固定資産税を計算するための評価額のことです。
実際に売買するときの市場価格とは別のものになります。
これをきっかけに、資産のことを考えてみた
固定資産税を調べていたら、ふと
「この家、将来どうなるんだろう?」
という気持ちになりました。
私たち夫婦は2人暮らし。
子どもは2人いますが、長男はまだ独身。
以前こんなことを言っていました。
「実家には住む気はないよ」
私たちが亡くなった後、この家はどうなるのか。
改めてちゃんと考えなきゃいけないなと思いました。

「終活」という言葉が頭をよぎりましたが、
まずは現実を整理するところから。
選択肢を整理してみた
① 売る
家にはまだローンが残っています。
建物の評価額は前述の通り年々下がっていくもの。
今の段階で売れたとしても、ローンが残ったままでは家がなくなって
借金だけが残る状態になりそうです。
今すぐ売るのは難しいという結論になりました。
② 貸す
「しばらく貸して、将来戻る前提で」という考えも浮かびました。
でも、よく考えてみると……
- 貸している間の固定資産税は、引き続き自分たちが負担する
- 古くなれば修繕費も必要になる
- 自分たちはどこか別の場所を借りて住まないといけない
家賃でローンを返しながら、自分たちも別に家賃を払う。
二重の出費になってしまいます。
また、人に使ってもらうと、
自分たちで住んでいたときには気づいていた小さな不具合が
見えにくくなってしまうことも。
これも、なしかなぁ……と。
③ 土地を活用する
田舎で広めの土地があるので、
「余ったスペースを何かに使えないか」とも考えました。
駐車場や、トランクルーム(コンテナを設置して荷物を預かるサービス)などの
アイデアが浮かびましたが、
周りは住宅地が多く有料駐車場の需要が見込みにくいこと、
整地や設置に費用がかかることなどを考えると、今の段階では現実的に難しそうです。
息子に伝えておきたいこと
今すぐ何かを決めるわけではないけれど、
長男には将来のために、ひとつだけ頭に入れておいてほしいことがあります。
それは、広い土地を一度にまとめて売り出さないこと。
田舎で広い土地を一気に売り出しても、
買い手が見つかりにくく、条件が不利になることがあります。
あくまでも素人考えですが、3区画ほどに分けて売る方法なら、
一般的な住宅のサイズに近くなって、買い手がつきやすくなるのではと思っています。
建物は将来的に解体して更地にした上で、という前提ですが、
親のアイデアとして、頭の片隅に置いておいてもらえたら。

こういうことを、元気なうちに整理して伝えておくことが
大事だなと思いました🍀
まとめ|「いくら払ってるんだろう」のひと言から始まった
- 固定資産税の課税誤りは、調査に回答した97%の自治体で確認されている(総務省調査)
- 適正かどうか、一度確認してみる価値はある
- 土地の評価額は3年ごとの「評価替え」で変わる可能性がある
- 建物の固定資産税評価額(木造)は15年ほどで新築時の20%まで下がり、その後は横ばい(売買時の市場価格とは別)
- 売る・貸す・土地活用を検討したが、今すぐできることは限られている
- 将来は土地を分割して売ることも選択肢のひとつ
お金のことは、ついつい後回しにしがちです。
でも、こうして一度立ち止まって整理してみることって、
すごく大切だなと改めて感じました。
この記事が、固定資産税がもう少し安くならないかな、
と思っているどなたかのお役に立てれば嬉しいです🍀

「いくら払ってるんだろう?」のひと言から、
こんなに深いところまで考えることになるとは。
でも考えてよかったです🍀
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