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そろそろ寝具を入れ替えようかな、と思いながら、後まわしにしていませんか。
布団 収納は、やることが多いわりに、やらなくても今日は困りません。だから後まわしになります。
でも調べてみたら、寝具メーカーの公式が「そこまでしなくていい」と書いていることが、いくつもありました。
この記事では、布団 収納でやめていいこと3つと、そのかわりに押さえる1つ、そして手間を丸ごと減らす方法をまとめます。へたった羽毛布団を捨てずに直す話も入れました。

今日は寝具のお話よ。がんばる話じゃなくて、やめていい話なの。
布団 収納で、50代がやめていいこと3つ
子どもの分まで用意していたころは、なんとか気力が続きました。でも夫婦ふたりになると、「今までやってきたし、そろそろ手を抜きたい」と思うのが自然です。
そして実は、やめていいことのほうが多いんです。
① 毎週干すのは、やめていい
寝具メーカーの西川が公式に案内しているお手入れの頻度は、月に1〜2回です。毎週ではありません。
やり方も決まっています。
- 天気のよい乾燥した日の、午前10時から午後3時ごろまで
- 片面1時間くらいずつ
- シーツやカバーで覆って干す
長く干すほどいい、ではないんです。毎週末に干さなきゃ、と思っていた方は、ここで肩の力を抜いて大丈夫です。
② 強く叩くのは、やめていい
布団たたきでバンバン叩くのは、やらないほうがいい作業でした。
理由は2つあります。西川は「布団たたきを使って叩くと、中の羽毛が傷む」と明記しています。そしてもう1つ、ダニのフンや死骸が表面に散って、かえって舞い上がります。
ただし「叩くな」ではありません。公的機関の案内は「干した後は軽く叩いて、さらに掃除機をかけましょう」です。
軽く叩くのは、中のフンを表面に浮かせるため。そのあと掃除機で吸う。 力を入れる場面ではない、というだけのことです。
③ ぜんぶ入れ替えるのは、やめていい
夏物と冬物をそっくり入れ替える——これが当たり前のように書かれていますが、しなくても困りません。
とくに秋は、朝は寒いのに昼は暑い日が続きます。「今日はどっち」と迷う時期が数週間あるのに、一日で全部入れ替えるほうが無理があります。
私の場合は、秋冬はもちろん、夏も羽毛布団を使っています。夫がエアコンをつけて寝るので、体が冷えてしまうからです。
タオルケットのような薄いものだと寒くて、いろいろ試した結果、いちばん心地よかったのが羽毛布団でした。使わないのは、春のしばらくの間だけです。
替えているのは、布団そのものではなくカバーのほうです。冬はあたたかい生地、夏はさらっとした生地にしています。
エアコンの部屋で体が冷えるのは、50代にはよくあることです。冷えのぼせや、夏なのに手足が冷たい話は、夏の冷え対策 50代の新常識!冷えのぼせがラクになる7つの習慣の記事にまとめました。
布団は替えずに、カバーだけ替える。これだけで、入れ替え作業そのものがなくなります。
nishikawa(西川)公式サイト「羽毛布団について|よくあるご質問」

やめていいことが3つもあるのね。やらなきゃと思ってたことのほうが多かったわ。
そのかわり、しまう前の「湿気を抜く」だけはやる
やめていいことが多い一方で、ここだけは省けません。しまう前に湿気を抜くことです。
理由は数字ではっきりしています。ダニがよく繁殖するのは温度20〜30℃、湿度60%以上(最適は60〜80%)の環境で、湿度50%以下では繁殖できません。
閉めきったクローゼットは空気が動きません。そこへ湿気を含んだままの寝具を入れると、エサと水分をセットで差し入れすることになります。
逆に言えば、湿気さえ抜けていれば、そのあと多少ほったらかしでも大丈夫ということです。
外に干さなくても大丈夫。室内で湿気を抜く
「そもそも外に干していない」という方もいると思います。それで大丈夫です。
秋は秋で花粉が飛びます。外に出したくない日があるのは当たり前です。長引く鼻水の正体については、もしかして秋 花粉症?長引く鼻水の正体と今日からできる対策5つの記事で触れています。
私も、前はせっせと外に干していました。でも花粉が気になって、いつの間にか干さなくなりました。
今は、朝起きたら室内物干しのバーにかけておくだけです。日中、部屋に暖かい日差しが入るので、なんとなくいつもふわっとしています。どうしても湿気が気になる日は、除湿機を使います。
大事なのは「外に干すこと」ではなく、湿気を抜くことです。室内でも、広げて空気に当てておけば抜けます。
そして朝、かけておくだけなら「作業」になりません。まとめて一日がかりでやるより、毎朝ついでに、のほうが続きます。
部屋の湿気そのものが気になるときは、梅雨の湿気対策は2つだけ!毎日の拭き上げ習慣とおすすめ除湿機3選の記事でも除湿機の使い方を紹介しています。天気も花粉も気にせず乾かしたいときは、布団乾燥機 50代に嬉しい理由4つ|重い布団を干せない悩みが解決の記事もどうぞ。
いちばんラクなのは、コインランドリーでした
干して、軽く叩いて、掃除機をかけて——と書いてきましたが、これを全部まとめて終わらせる方法があります。
コインランドリーの大型乾燥機です。
高温乾燥は、ダニの条件をそのまま外しています
業務用のガス乾燥機は、中温で60〜70℃、高温では70〜80℃まで上がります。
そして先ほどの公的機関の資料には、ダニは60℃・1時間で死滅すると書かれています。つまり、干す・叩く・吸うの全部が、1回で片づく計算になります。
料金と時間の目安です(店舗によって差があります)。
- 羽毛の掛けふとん … 1,400円〜/約65〜70分
- 敷きふとん … 1,600円〜/約70〜90分
- 毛布 … 1,200円〜/約60〜70分
布団が洗えるお店かどうかは、2つで見分けられます
ただし、どのコインランドリーでもできるわけではありません。洗濯物だけの小さなお店では、布団は入りません。
見分け方は2つです。
- 料金表に「羽毛ふとんコース」「敷ふとんコース」があるか
- 洗濯機が16kg以上あるか(シングルの布団1枚で15kgが目安のため)
大物が洗える大型店は、ガス乾燥機を置いていることが多いです。近所にあるかどうかは、一度、料金表を見に行けば分かります。
その布団が洗えるかどうかは、タグで分かります
お店が対応していても、布団のほうが洗えないことがあります。ここは確認してください。
- 洗濯表示に桶のマーク(水洗い可)があるか
- キルティング(格子状の縫い目)が入っているか
縫い目がないと、中綿が片寄ってしまいます。そして綿わた・羊毛・ウレタンの敷きふとんは洗えません。コインランドリーの注意書きに「綿の布団はご遠慮ください」とあるのは、このためです。
そして普通の羽毛布団も、西川の公式はコインランドリーとタンブル乾燥を控えるよう案内しています。「洗える羽毛布団」として売られているものだけが対象です。ここもタグを見れば分かります。

タグの桶のマークを見るだけなのね。それなら今すぐ確かめられるわ。
へたった羽毛布団は、捨てる前に直せます
長く使った羽毛布団が、ぺたんこになってきた。でも高かったから捨てられない——この状態でしまい込まれている布団、ありませんか。
直せます。「打ち直し」や「リフォーム」と呼ばれるもので、やってくれる業者があります。
やってくれることは3つです。
- 中の羽毛を取り出して洗浄・乾燥する
- 側生地(羽毛を包んでいる外側の生地)を新しく張り替える
- 減ってしまった分の羽毛を補充する
費用の相場は、シングルで15,000〜25,000円くらい。寝具メーカー系だと28,900円〜という例もあります。同じ品質の羽毛布団を買い直すことを考えると、選択肢に入る金額です。
私も一度、ネットで業者を見つけて出したことがあります。側生地を張り替えて、足りない羽毛を補充してもらいました。
戻ってきたときは、全然違いました。
出すなら秋ではなく、春です
ここが大事なところです。今すぐ出すのはおすすめしません。
納期は2週間〜1か月が目安ですが、各社が「衣替えのシーズン(春先や秋口)は工場が混み合い、通常よりお時間をいただきます」と案内しています。
つまり秋口から冬にかけてが、いちばん混む時期です。今から出すと、本格的に寒くなるころに手元にない、ということが起こります。
出すなら、使わなくなる春から初夏。 今年の冬はそのまま使って、「春になったら出す」と決めておくほうが、待たずに済みます。
へたったまま使い続けると、ふくらみが戻らないだけでなく、保温力そのものが落ちていきます。捨てるか買い替えるかの二択ではない——これだけ知っておけば、今年の冬の見方が変わります。
直さずに手放すと決めたときの方法は、布団 捨て方で50代がやめていいこと3つ|切らない・取っておかない・羽毛はごみにしないの記事にまとめました。羽毛布団は、ごみに出さずに無料で引き取ってもらえるお店もあります。
しまうときは、ここだけ守る
実際にしまう段になったら、押さえるのは3つだけです。
- 通気性のある袋に入れる。不織布の袋か、使い古したシーツにふんわり包むだけでも大丈夫です。ビニール袋は通気を確保できないので、湿気の逃げ場がなくなります
- 床に直置きしない。クローゼットの床は家の中でもとくに空気が動きません。棚の上(枕棚)が定位置です。床に置くしかないときは、すのこを1枚はさむと空気の層ができます
- 羽毛布団に圧縮袋は使わない。長期間圧縮するとボリュームが戻らなくなることがあります。羽毛のふくらみは、そのまま保温力です
圧縮袋を使うなら、化繊の布団や毛布までにしておくと安心です。
※押し入れの方も考え方は同じで、上段に軽いもの、下段に重いものです。
秋の布団 収納がラクになるもの
中身が見える、不織布の収納袋
しまうときのポイントで挙げた「通気性のある袋」に、そのまま当てはまるのがこのタイプです。アストロの羽毛布団収納袋(シングル・ダブル兼用・グレー・615-25)は、不織布に活性炭と珪藻土を使った消臭タイプで、透明窓が付いているので開けなくても中身が分かります。
圧縮しないタイプなので、ここまで書いてきた「羽毛布団に圧縮袋は使わない」にそのまま合います。ふんわりしまえて、出したときに羽毛が傷んでいる心配がありません。
もうひとつのポイントは持ち手が付いていることです。しまう場所は「棚の上(枕棚)」が定位置と書きましたが、高いところへの上げ下ろしはここが効いてきます。
敷くだけでいい、吸湿センサー付きの除湿シート
しまう布団だけでなく、いま使っている布団の下に敷いても使えるのがこのタイプです。西川 からっと寝 寝具用除湿シート(シングル・90×180cm)は、シリカゲルBタイプが布団の湿気をぐんぐん吸ってくれます。
四隅のひとつに、湿気を吸うと色が変わる窓がついている(ピンク=吸っている/青=乾いている)タイプです。
色の窓は「干せ」の合図ではなく、シートがちゃんと湿気を吸ってくれている印として見てください。一晩でピンクに戻っても、故障でも失敗でもありません。布団の湿気だけでなく、部屋の湿気も吸っているためです。
だから色が変わるたびに干さなくていいのです。干すのは、ここまで書いてきたとおり月1〜2回で十分。色が変わるたびに気にしていた方は、これも「やめていいこと」の1つに数えて大丈夫です。
まとめ
布団 収納は、やめていいことのほうが多い作業でした。
- 毎週干さなくていい。メーカーの案内は月1〜2回、カバーで覆って片面1時間
- 強く叩かなくていい。羽毛が傷む。軽く浮かせて掃除機で吸う
- ぜんぶ入れ替えなくていい。布団は替えずにカバーだけ替える手もある
- そのかわり、しまう前に湿気だけは抜く。外に干さなくても、室内で広げれば抜ける
- 全部まとめて終わらせたいなら、コインランドリーの高温乾燥。タグの桶マークと、16kg以上の洗濯機があるお店かどうかを確認
- へたった羽毛布団は直せる。ただし出すのは混み合う秋ではなく、春
- 除湿シートの色が変わるたびに干さなくていい。部屋の湿気も吸うので、色は「働いている印」くらいに見ておく
一日がかりで気合いを入れるより、朝バーにかけておく、くらいのほうが続きます。

やらなきゃ、が減ると気持ちが軽くなるのよね。できることだけ、ゆっくりでいいのよ。
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