職業訓練 入校式の日は、午前に式と書類の記入、午後にお金の支払いとルールの説明、最後に自己紹介という1日でした。
私は5月8日に入校し、6か月の職業訓練(IT経理科)に通って、10月27日に修了します。この記事は入校式の日に書いたものを、半年通った今、書き直しました。服装・持ち物・当日の流れ・自己紹介と、通ってみて「あの日に知っておきたかった」ことをまとめています。

初日は覚えることがいっぱいなのよ。行く前に流れをつかんでおくと安心ね
職業訓練 入校式の1日の流れ
| 時間 | やったこと |
|---|---|
| 10時 | 入校式。席は出席番号順 |
| 午前 | 書類の記入 |
| 12時 | 昼食(お弁当を持参) |
| 午後 | 書類の回収、教材費・駐車場代・保険料(希望者)の支払い、訓練中のルールの説明 |
| 最後 | 自己紹介 |
入校式は10時から。机の上に教材がそろっていた
入校式は10時に始まりました。訓練校の代表の方と、訓練を委託している県の施設の責任者の方からお話がありました。
席は前もって決められていて、出席番号順に座ります。机の上には、教科書と問題集、ノートパソコン(1人1台)、首にかけるタイプの名札、資料がもう置いてありました。机に教材がそろっているのを見て、いよいよ始まるんだと実感しました。
午前は、ほとんど書類の記入
式のあとは、ほとんどが書類の記入でした。書いたのは次のような書類です。
- 身上報告書
- 公共職業訓練等受講届・通所届
- 公共職業訓練等受講証明書(6か月分)
書くときに必要だった情報は、次のとおりです。
- 雇用保険受給資格者証に書いてある内容
- 通う道順(家からの距離、バス停や駅の名前)
- 持っている資格(主催者と取得した年月)
- 職歴(和暦)
- 緊急連絡先
通う道順の距離と職歴(和暦)は、その場で調べると時間がかかります。私は職歴をスマホに入れていた履歴書で確かめながら書きました。受講が決まってから入校までに準備しておくとよいことは、職業訓練 流れと決定後にやること|失業保険・給付金の仕組みを体験談で解説にまとめています。
午後は、お金の支払いとルールの説明
午後は、午前に書いた書類が回収され、教材費・駐車場代の支払いがありました。任意で入れる保険の申込書も配られていて、希望する人はその場で保険料を払います。保険のことは、最後の見出しで書きます。
そのあと、訓練中のルールの説明がありました。
入校式の服装と持ち物
服装は黒のスーツ。ほとんどの人がスーツだった
ハローワークからも訓練校からも、服装の指示は特にありませんでした。私は黒の上下のスーツに、淡い色の控えめなブラウス、黒の靴で行きました。当日は、ほとんどの方がスーツ姿でした。入校式の日だけは、スーツか、それに近いきちんとした服で行くと安心です。
2日目からの服装は自由です。私は自分の「制服」を決めていて、カーディガンに前の職場の黒のパンツ、インナーを3枚で回しています。毎朝なにを着るか考えなくていいので、とても楽です。
訓練は、お金をいただきながら学びに行く場所です。おしゃれをしに行く所ではないので、仕事に行くつもりで、シンプルで派手でないものを選んでいます。
持ち物は、案内に書いてあったもの+バッグ2つ
案内に書いてあった持ち物は、次のとおりです。
- 筆記用具
- 印鑑
- 雇用保険受給資格者証
- 職業訓練受講指示書
- 顔写真2枚
- 教材費・駐車場代(現金)
- テキストが入る大きめのバッグ
- お昼ごはん
私が持って行ったのは、案内に書いてあった物だけです。バッグは3つになりました。財布と携帯を入れた小さめのバッグ(色もデザインも控えめなもの)、水筒とお弁当を入れたランチバッグ、そしてテキストを持ち帰るための丈夫なバッグです。
入校前日の説明会で聞いたことと持ち物は、職業訓練 説明会でわかった5つのこと|手当・振込・持ち物まとめにくわしく書いています。
教材は、一覧表と照らし合わせて確かめる
初日に机にあった教科書と問題集は8冊でした。そろっていない分は届きしだい受け取ることになっていて、あとから4冊届き、全部で12冊になりました。IT経理科は6つの項目を学ぶコースなので、冊数が多めです。
教材と一緒に一覧表が配られたので、手元にある物とない物に印をつけました。すると、同じ教材が2冊入っていたことに気づきました。たまたま予備の分だったようですが、一覧表で確かめておくと、足りない物にも多すぎる物にも、その日のうちに気づけます。

教材は一覧表と見比べておくのよ。あとから届く分も、どれがまだなのか分かるわね
訓練中のルール|半年たった今も守られている
ルールは、思っていたよりも細かく決められていました。私の訓練校で説明されたのは、次のようなことです。
- 服装:自由。ただし名札は必ずつける。派手な髪の色、ビーチサンダル・草履はだめ
- スマホ・私物のパソコン:先生の許可がない場面では使わない。バッグにしまっておく
- 訓練校のパソコン:指示があるまで起動しない
- 飲食:教室では昼食のほかは食べない(ガム・飴もだめ)。パソコンのまわりで飲み物を飲まない。机の上にペットボトルを置かない
- 欠席・遅刻・早退:前日までに連絡する。急な場合は当日の8時30分までに。連絡はメールが中心で、この日にメールアドレスを登録した
半年たった今も、このルールはクラス全員が守っています。
昼食は自分の机で食べます。そのときは、パソコンを終了して机の端に寄せてから、飲み物を出しています。スマホで調べたいことがあるとき(パスワードの確認や、就職活動用のメールを見るときなど)は、手を挙げて「スマホで調べてもいいですか」と先生に聞いてから使います。
ルールで困ったことは特にありません。気を使ったのは、トイレでした。クラスは女性が14人、男性が2人で、教室のある階のトイレは1つです。上の階のトイレも使ってよいことになっていますが、ほかの方と共用で、外の階段を上らなければいけません。10分の休み時間や、お昼のあとの歯みがきの時間は、少し気を使います。
自己紹介で話したこと
オリエンテーションのいちばん最後に、自己紹介がありました。ホワイトボードに話す項目が書いてあり、その順番に話す形でした。年齢は言いませんでした。
前の職場では事務と美容の仕事を兼ねていましたが、自己紹介では、このコースに関係のある事務の仕事のことだけを簡単に話しました。そのうえで、このコースを選んだ理由を話しました。長く事務の仕事をしてきたけれど、ほとんど自己流だったので、退職を機にしっかり学び直してスキルアップし、よりよい再就職につなげたい、という内容です。緊張して、うまく組み立てて話せなかったと思います。
印象に残っているのは、「ふだんはこう呼ばれているので、気軽に呼んでください」とニックネームを言った方です。名前と顔が一致するまでには、どうしても時間がかかります。とても印象に残りました。
定員は17人と聞いていましたが、初日は16人でした。前の仕事はさまざまで、目指している方向が同じ人が集まっていることに、仲間意識のようなものを感じました。
自己紹介では年齢を言わなかったので、このときは「たぶん私が最年長かな」と思っていただけでした。
入校して1〜2か月たったころ、クラスに声をかけてくれる方がいて、授業が終わったあとに近くのお店で親睦会を開きました。8月にもう一度開き、2回の親睦会で、もっと仲良くなれた方が増えました。私が最年長だとはっきりしたのも、この親睦会のときです。
1日の時間割と、半年間の進み方
私の訓練校の1日は、次のとおりです。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 8時40分 | 教室に入る |
| 9時10分 | 1時間目(50分授業・10分休憩) |
| 12時〜13時 | 昼食(外に出てもよい) |
| 15時50分〜16時 | 終礼 |
| 16時〜17時45分 | 自習時間(教室と訓練校のパソコンを使える) |
授業は、学校のように1時間ごとに科目が変わるのではありません。だいたい1か月のあいだ、同じ科目を1日6時間続けて学び、その科目の検定を受ける流れです。私の場合は、最初の1か月がWordでした。
夕方の自習時間は、Wordのときに特によく使いました。家ではWordを準備できなかったので、授業のあとに残って練習していました。そのときの話は、職業訓練 Word検定2級に一発合格!実技が終わらなくても78%取れた話に書いています。
初日には、半年間のカレンダーももらいました。いつ何を学ぶか、検定がいつあるかが書いてあります。月に1〜2日ある「予備日」は、休講になった日の振り替えに使われる日です。半年通ってみると、予備日はほとんどが休みになりました。1日だけ、急な休講の振り替えで予備日がなくなったことがあります。

1か月で1科目、そのたびに検定。最初のカレンダーが半年の道しるべになるのよ
半年通って、入校式の日の自分に伝えたいこと
自己紹介には、名前を覚えてもらう一言を
自己紹介は、項目に答えるだけで終わらせず、名前を覚えてもらえる一言を足すとよかったと思います。名前と顔が一致するまでには時間がかかるので、覚えてもらったもの勝ちです。ふだんの呼ばれ方のような短い一言でも、相手が名前を思い出すきっかけになります。初日は緊張するので、話すことを前もって組み立てておくと安心です。
保険は、入校式の前に家の保険を確かめておく
入校式の日には、任意で入る保険の申込書が配られました。半年分の保険料をまとめて払う形で、金額は数千円だったと思います。クラスの半分以上の方が、その場で申し込んでいました。
保険のことは、入校式より前にも案内がありました。私の訓練校では、駐車場を借りられることが決まったあとに電話があり、当日持ってくる金額を「保険に入らないならいくら、入るならいくら」と教えてもらいました。入校式の前に保険の案内があると考えて、それまでに家の保険の中身を確かめておくのがおすすめです。
私は入校前に家の保険を見直していて、自動車保険に個人賠償責任の特約がついていることを知っていました。それと大きく変わらないと思い、入りませんでした。あとで特約の説明を読み直すと、私の特約は、借りている物を壊したときも対象になっていました。ただ、訓練校の保険とは、守ってくれるものの中心が違いました。
- 職業訓練生向けの保険:主に、訓練中や通う途中に自分がけがをしたときのもの。訓練校の物を壊したときの補償がついているものもある
- 個人賠償責任の特約:人にけがをさせた、人の物を壊したときのもの。借りている物を壊したときは対象外の保険も多い(訓練校のパソコンもこれにあたる)。私の特約のように対象に入っているものもある
家の保険と比べるときは、次の2つを見ておくと分かりやすいです。
- 自分のけが:医療保険や共済、傷害保険で、けがの入院や通院が出るか
- 借りている物:個人賠償責任の特約で、借りた物・預かった物(受託物)が対象に入っているか
入るかどうかは、家の保険の中身と比べて決めることです。私の自動車保険の特約のことは、自動車保険 見直しで月3,830円節約!車両保険と知らなかった特約2つの話【体験談】に書いています。
個人賠償責任保険の支払い事例。支払われない場合は?|チューリッヒ
まとめ
入校式の日は、式よりも書類とルールの説明が中心の1日でした。
- 入校式は10時から。午前は書類の記入、午後はお金の支払いとルールの説明、最後に自己紹介
- 服装は、ほとんどの人がスーツ。2日目からは自由
- 持ち物は案内どおり。テキストを持ち帰る丈夫なバッグとランチバッグがあると便利
- 教材は一覧表で確かめる。私は初日8冊・あとから4冊の12冊
- ルールは細かいが、半年たった今もクラス全員が守っている
- 自己紹介には、名前を覚えてもらう一言を
- 任意の保険の案内は入校式の前に来ることもある。家の保険の中身を先に確かめておく
初日は書類の記入だけでも、かなり疲れました。それでも、流れが分かっていれば、落ち着いて1日を過ごせます。これから入校する方の参考になればうれしいです。

最初の1日を乗り切れば、あとは毎日通うだけなのよ。半年なんて、あっという間ね
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